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[伊藤忠商事]救急車の有料化に賛成か反対か

コンテナ船のイラスト

目次

前提

私たちのグループでは,実際に救急車を使う側の人間なので

「私たちの一般ユーザーから見た議題」として議論を進めることにしました.

議論の時間が30分だったので,あまり深く考えず,私たちにとって利益のある結論を出そう!

と固まりました.

 

流れ

まず,ムードメーカーな人が,

「救急車に搬送されたことある人?」

と質問を投げかけましたが,私たちの班では一人も搬送ことがありませんでした.

しかし,私が祖父の付き添いで救急車に乗ったことがあったので,

そちらの体験談を元に話しました.

実際に,私の祖父は階段から落ちて,骨折をして救急車に搬送されたのですが

その時は救急車にお金がかかるかかからないかは特に考えず,

「早く救急車!」という感じでした.

という話をしました.

なので,本当に必要な時はお金がかかるかからない関係なく救急車を

呼ぶんだろうなという話になりました.

議論

そこで,賛成派と反対派の意見が出ました.

賛成派

私たちにとって救急車にお金を払うことは,いざという時には気にならない.

いたずらや,軽傷で呼ぶ場合が無くなるので,救急隊員にも利益がある.

いざという時にすぐに来てもらえる様にお金を払うべき

反対派

お金のない人が呼ぶときに有料化してしまえば,「まぁ,いっか」が出てきてしまう.

結果,命に関係する時でも救急車を呼ばない人が出てきてしまう.

ここまでで25分を使ってしまったので,どちらでもいい人に話をまとめてもらうことにした.

結論

結論は,有料化に賛成です.

前提を見ると,

「私たち一般の人々」での損得なので,

賛成派は救急隊員のメリット,反対派はお金のない人に対してのメリット

をあげている気がします.

結論を出すなら,救急隊員が無駄な働きが無くなるを言い換えると,

必要なときに救急車がきてくれるメリットになります.

実体験を話した,私の「緊急の時はお金は関係ない」と上記を考えると

有料化に賛成という結論がこの30分では出ました.

 

フィードバック

この問いは,

救急車の有料化案が出てきた背景を整理した上で検討する必要がある。タクシー代わりに使ったりするなど、不適切な利用が増えたからであるが、
これらの問題を防げる策があるのならば、無料のままでも良いということになる。

本ディスカッションでは背景が無いので,

まずは

救急車をなんで有料化にするんだ?

という背景をセッティングすると評価軸が決まります.


有料/無料のメリットデメリットを考える前に、

救急車が最優先すべきことは何かを定義し、その定義を基にどちらが相応しいか検討する。

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監修者
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志村 友樹

DEiBA Company代表取締役

早稲田大学文化構想学部卒業。新卒で大手損害保険会社に入社。創業社長の清水との出会いをきっかけに、2016年にDEiBA Companyに入社。2024年4月より創業社長の清水の後任として、代表取締役に就任。

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