前提
学校目線で考える.
子供の教育に良いものを採用する
流れ
まずは,学校側の金銭面を考えると,
給食の場合は国が出してくれる,お弁当の場合は親御さんが持たせてくれるので
問題はない.
子供にとって,給食と弁当はどちらがいいかそれぞれメリットを考えた.
給食のメリット
栄養バランスが整っている
全員で協力して準備をする
親の経済格差の影響が無い
親が楽
お弁当のメリット
好き嫌いやアレルギーのコントロールが出来る
美味しい
親に感謝が出来る
などが挙がった.
しかし,教育上,好きなものしか食べないのは良く無いよね.という意見が出ました
みんなで協力をして給食を準備をすると自分の役割がある分責任感が生まれたり,友達と仲良くなれる気がするという意見も出た.
また,栄養バランスが午後の授業に影響をするので教育面で考えると給食だろう.
この時点で圧倒的に給食が有利だった.
アレルギーの問題も学校側は把握をしているので問題ないし,
親への感謝よりも,親は毎日の弁当を作らない方が嬉しいだろう.という結論になった.
結論
教育上,給食の方が子供にとってメリットが大きい.
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①前提として「誰にとって良いのか(親?子供?教師?学校?教育委員会?)」「小中学校は国公立か私立か」を定義
②検討プロセスの作成
「小中学校の昼食で重要視すべきことは何かを定義」→「その定義を満たすのはお弁当か給食かを検討」
「小中学校の昼食において重要視すべきこと」は何か、もう少し踏み込んで考えると、
「学校教育の目指すところは何か」、「昼食を通して何を教育するのか」を定義する必要がある。公立・私立の設定や、教育が適切と判断するのは親・教師・子ども・教育委員会の誰なのかなどもポイントとなる。選択型の問題は、メリット・デメリット議論になってしまうと、視点や評価基準がバラバラな感覚的な議論に陥り結局多数決という展開になりやすいので、論理的な議論ができるようにグループ内で視点・評価基準を統一した上で比較検討に進めるか、がポイントになる。