グループディスカッションで大事なことをお伝えします。まずはグループディスカッションは全員が参加して合意形成を目指すというものだということです。
この目的をきちんと理解してください。この全員参加して、合意形成をするという目的に向かって、以下の4点を意識して実行しましょう。
採用におけるグループディスカッションは企業の人事もしくは企業の社員に観察、評価をされています。
この評価項目を理解して進めることが重要です。そしてこの評価項目が素晴らしい内容の結果を出すために必要な要素でもあります。
当社、DEiBA Companyが主催するグループディスカッション型イベント「出会いの場」もこの4項目で企業の人に評価をいただいています。それではこの4要素とはどういうことかについて解説します。
発信力
グループディスカッションは討論、議論を通して合意形成をしますからまずは積極的に発言することが重要です。
発言の量と質が基本です。発言がなされないと他の3要素の評価が困難です。
ですので、積極的に発言をすることを意識しましょう。
発信する時は、相手や観察者に発言の趣旨を理解してもらう必要があります。そのためには、
結論+理由が大前提です。
意見の後に理由を言うことであなたが何故そう感じたのかが伝わります。このことを意識しましょう。
理由がない発言は、発言とみなされない場合もあり、観察者から評価されない場合もあります。
協調性
社会においては協力して進めることが中心です。
基本的に他者と協力できるかどうかは重要です。グループディスカッションにおいても協力姿勢を問われています。
協力とは表面的なもんではなく、合意形成に向かって積極的に協力し合うことです。協力する姿勢、そして合意するために積極的にメンバー全員の能力を発揮させる雰囲気作りが重要です。
協調性は発現だけでなく、態度や取り組み姿勢も含めて相手に影響を与えることができます。
体全体を使って表現しましょう。
論理性
合意形成するためには論理的に考える必要があります。実社会においても論理的に考えて、論理的に説明することが重要です。
論理性とは色々な事象の共通性から一つの仮説を作り出したり、いくつかの事実を組み合わせて結論をつけたりすることです。これを帰納法と演繹法と呼んでいます。
直感や感情で答えるのではなく論理的に考えて答えを導き出す事が求められています。その為にも普段から論理的に考える癖をつけておく必要があります。
統率力
統率力とはリーダーシップと言い換えることが出来ます。複数の人数で実施をする場合は、全体の議論を引っ張り答えを導き出すことが求められています。
誰かがやってくれるという他人任せの姿勢をなくし自らメンバーとの協力体制を作り出し、答えに導いていくことです。
統率力は役割としてファシリテーターだけがあれば良いものではなく、参加メンバー全員がどんな時でも統率力を発揮するという気持ちを持って臨むことが重要です。
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まとめ
グループディスカッションはこのように全員参加の合意形成を言葉を使って実施する場です。
個の身近な時間の中に実際の仕事場面での会議の進め方の基本が含まれています。選考だからと緊張しすぎないで自分の力を発揮しましょう。
その為には、グループディスカッションの基本的なやり方を学習して実際に何度かやってみることがお勧めです。
そして実際に観察者からどのようにみられているのかを知る事が重要です。
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