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就活生・佐藤さん
コンサル志望の大学3年生。グループディスカッション(GD)は割と得意。実力をさらに磨くため、プロ講師のもとで特訓中!
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就活プロ講師・清水さん
DEiBA Company代表取締役でYoutuber。元リクルート常務。
「DEiBA就活チャンネル」や就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。
「最高の会社とはどのような会社か」という問題を考えます。
佐藤さんの解き方
1.前提
・誰から見た会社か?
議論しやすいように新卒1~5年目の若手社員にする。
2.検討
「最高の会社」を「理想の社会人人生を歩ませてくれる会社」として議論を進める。
まずは社会人生活においてほしいものを挙げる。
・ワークライフバランス
・高年収
・良好な人間関係
・裁量権
・etc
次に社内でも社外でも幸せな生活を送る方法を考える。
社内で幸せになるために必要なことは「仕事のやりがい」と「良好な人間関係」が考えられた。
ちなみに「やりがい」に必要なのは「裁量権」と意見が出た。
社外で幸せになるためには、社外の時間の「質」と「量」である。
「質」を満たすのは「年収」と意見が出た。お金が手元に大量にあれば理想の時間を選択できるからである。
「量」を満たすのは「ワークライフバランス」と意見が出た。会社がワークライフバランスを徹底していればより多くの社外での時間を確保できる。
3.結論
以上から、理想の社会人生活を実現できる会社にあるものは「良好な人間関係」「裁量権」「年収」「ワークライフバランス」となった。
よって最高の会社は「人間関係が良好で、仕事の裁量権があり、ワークライフバランスを徹底している高年収企業」と結論づけられた。
就活プロ講師の解説
抽象型>定義型の詳しい解説はこちら
※「会社の進化とは何ですか?」という問題を使って解説しています。
フィードバック
「最高の会社とはどのような会社か」という、抽象型>定義型の問題。抽象的な言葉を具体的に定義する。
議論しやすいよう若手社員の目線になっているので、「社会人生活において欲しいもの」はぜひ自分なりの意見を述べてほしい。