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就活生・山田さん
消費財メーカーを目指す大学3年生。グループディスカッション(GD)はあまり得意でなく、インターン選考で大苦戦。プロ講師のもとで特訓中!
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就活プロ講師・清水さん
DEiBA Company代表取締役でYoutuber。元リクルート常務。
「DEiBA就活チャンネル」や就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。
「クラシルの有料プランの会員数を1.5倍にするにはどうしたらいいか」という問題を考えていきます。
山田さんの解き方
1.診断
前提確認:施策の実行者はクラシル運営企業(dely株式会社)のマーケティング担当者、ターゲットは20代前半の若者とする。
目標確認:クラシルの有料プランの会員数を1.5倍に増やす施策を考える
2.検討プロセスの設計
①ターゲット層がクラシルの有料プランを利用しない原因を考える
②①を解決するための施策を検討する
3.検討
①ターゲット層がクラシルの有料プランを利用しない原因は?
ターゲットを「20代前半の若者」と定義したので、彼らが有料プランを利用しない原因を考える。
(a)そもそも自炊しない
(b)お金がもったいない
(a)(b)はなぜ起こるのか、更に深掘りしていく。
(a)そもそも自炊しない
(a1)忙しくて自炊する暇がない
(a2)台所が狭い
(a3)近所にコンビニや食堂があり、自炊の必要がない
(b)お金がもったいない
(b1)他のことにお金を使いたい(有料プランにお金を支払う魅力を感じない)
②①の原因を解決する施策を検討する
(a)そもそも自炊しない
(a1)忙しくて自炊する暇がない
→時短レシピの特集を組む
(a2)台所が狭い
→少ない材料や食器で作れるレシピを特集する
(a3)近所にコンビニや食堂があり、自炊の必要がない
→外食・自炊それぞれの場合の1か月にかかる食費や栄養面を比較した広告を展開し、自炊のメリットをうたう
(b)お金がもったいない
(b1)他のことにお金を使いたい(有料プランにお金を支払う魅力を感じない)
→他の動画サービスとセットで割引プランを検討する
4.結論
クラシル運営企業(dely株式会社)のマーケティング担当者の目線で、20代前半の若者の間で有料プランを1.5倍に増やす方法を検討した。20代の若者にはそもそも自炊をしない人もいるため、時間や場所を考慮したレシピの提案や、外食せず自炊した場合のメリットをうたった広告展開が解決策になると考えた。
プロ講師の解説
課題解決型>増加施策の詳しい解説はこちら
※「楽天モバイルを国内シェアナンバーワンにするにはどうすればいいか」という問題を使って解説しています。
フィードバック
「クラシルの有料プランの会員数を1.5倍にするにはどうしたらいいか」という課題解決型>増加施策の問題。ボトルネックを特定して、問題解消→売上や販売を増やす方法を検討する。
原因特定→解決策の検討というプロセスだったが、「クラシルの会員数」「1.5倍に増やす」と具体的な条件が与えられているので、会員数の推定(フェルミ推定)→論点の因数分解→ボトルネックの特定という順序のほうが、より納得感のある議論ができたと思われる。
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