就活生・山田さん
消費財メーカーを目指す大学3年生。グループディスカッション(GD)はあまり得意でなく、インターン選考で大苦戦。プロ講師のもとで特訓中!
就活プロ講師・清水さん
DEiBA Company代表取締役でYoutuber。元リクルート常務。
「DEiBA就活チャンネル」や就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。
「本屋の売上を向上させるには」という問題を考えていきます。
山田さんの解き方
1.診断
前提確認:本屋の立地は、駅ビルのテナントとする。
目標確認:本屋の売上を向上させる施策を考える。
2.検討プロセスの設計
①客層を分類してターゲットを特定する
②①に対するアプローチを考える
3.検討
①ターゲットを特定する
駅ビルのテナントと定義したので、営業時間を10:00-20:00と仮定し、時間ごとの客層を考える。
(平日)
朝(10:00-12:00):空いている
昼(12:00-15:00):老人、子供連れの母親/空いている
夕方(15:00-18:00):学生/混んでいる
夜(18:00-20:00):学生、仕事帰りの会社員/混んでいる
(休日)
朝(10:00-12:00):老人、家族/空いている
昼(12:00-15:00):学生、若者、家族/混んでいる
夕方(15:00-18:00):学生、若者/混んでいる
夜(18:00-20:00):学生、若者/空いている
売上を上げるには、「空いている時間帯を改善する」または「混んでいる時間帯をさらに伸ばす」ことが必要。
今回は後者をターゲットとする。特に「休日の昼(12:00-15:00)」に注目し、更にその時間帯の「家族」に対するアプローチを考えていく。
②①のターゲットに対するアプローチを考える
ターゲットを「休日の昼(12:00-15:00)」の「家族」と設定したので、彼らに対するアプローチを検討する。
・カフェを併設してゆっくり過ごせるようにする
・絵本や漫画など、ターゲットが好む商品が目立つよう陳列する
・子どもが靴を脱いで遊べるスペースを作り、両親も買い物できるようにする
・絵本の読み聞かせを行ない、両親も買い物できるようにする
4.結論
駅ビルのテナントの本屋で、特に「休日の昼(12:00-15:00)」の「家族」に対するアプローチを考えた。カフェを併設して家族でゆっくり過ごせるようにする、両親も買い物できるように遊ぶスペースや読み聞かせを行なう、などの方法が挙がった。
プロ講師の解説
課題解決型>増加施策の詳しい解説はこちら
※「楽天モバイルを国内シェアナンバーワンにするにはどうすればいいか」という問題を使って解説しています。
フィードバック
「本屋の売上を向上させるには」という課題解決型>増加施策の問題。ボトルネックを特定して、問題解消→売上や販売を増やす方法を検討する。
売上=客数×客単価で求めることができ、客数にアプローチするという考えは悪くなかった。ただ、なぜ客数なのか(客単価ではなかったのか)の議論がなかったため、やや納得感に欠ける。
たった1日であなたのグルディス対策を完結させます
グループディスカッションに合格するには絶対に実践経験が必要です。
「出会いの場」に参加すると、以下のメリットがあります。
・1日15分×4回の実践による圧倒的練習量
・実際の人事の採点であなたの得意不得意と順位が分かる
・一度に最大14社と出会え、直接企業の本選考に進める
グルディス対策をしたい&1日で就活を大幅に進めたいという方はぜひご参加ください!