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[野村證券]コインロッカーの売り上げを上げるための施策。

目次

前提

テーマパークの前という前提を置いた。
コインロッカーの売り上げの構成要素を考え、どの要素を如何に伸ばすかを考える。

流れ

主に売り上げの構成要素は「客数」「単価」「利用回数」である。
コインロッカーで1つずつ考えた。
・客数…コインロッカーは数が限られている。
    テーマパークの前だと自家用車の人は使わない。
    公共交通機関の利用者。遠方・海外からの旅行者が主なターゲットである。
    何度か利用したことがあるが、数に対してあまり埋まっていない印象。
・単価…前払い式・後払い式がある。
    時間経過で課金していく後払いの方が売り上げが見込める。
    テーマパークでは閉園までいる来場者もいるため、長時間の利用が見込める。
    滞在中にロッカー料金を気にしたことはない。複数人で利用するので割り勘。
・利用回数…テーマパークに行く「ついで」に使用される。
      使用者1人に対して頻度を増やすことは、テーマパークの利用数に関わる。

利用者を増加する施策としては、「閉園までロッカー料金を割引したものをチケットとセットで売る」という案や「回数券」などが挙げられたが、広告、印刷にかかるコストに対してサービスに魅力がなく、設備も現実的ではない。利用回数もテーマパークの来場に関係するので不確定である。

よって「単価」を上げることが最も売り上げ増加に効果があると考えられる。現状の料金を増加売り上げを伸ばす施策に方向性が定まった。

結論

テーマパーク前のコインロッカーを、時間換算型の後払いにする。
設置に際して、維持費のかかると予想されるIC対応型にせず、現金のみの支払いにする。
中型が現状前払い400円であるとし、これを変更する。
6時間利用まで400円、8時間500円、12時間600円、それ以降1時間につき100円に変更。
9~21時の開園時間で来場者の動向予測をして値段設定をした。

フィードバック

すばらしい議論でしたが、現在の売上に対してどの程度売り上げが上がるのかまで検討できるとよかったかと思います。

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監修者
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志村 友樹

DEiBA Company代表取締役

早稲田大学文化構想学部卒業。新卒で大手損害保険会社に入社。創業社長の清水との出会いをきっかけに、2016年にDEiBA Companyに入社。2024年4月より創業社長の清水の後任として、代表取締役に就任。

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