前提
現状の所持の割合を推測する。時勢から「持ち始めている時期」を割り出し、その時期に持たせるべきか、持たせる年齢の条件を踏まえて考えた。
流れ
大体小学5年~6年で持ち始めるであろうと予測。
この時期にスマホを渡すことでどのようなことが起きるか。
・不用意な個人情報の漏洩(自己の情報・他人の情報)
・遭遇せずに済んだトラブルに巻き込まれる。(ネットを介した「いじめ」など)
子供の、または周囲のネットリテラシー/情報の重要さの理解が未熟である。
渡さないとどのようなことが起きるか。
・周囲の話についていけない
・「あの子は持ってるのに…」のお決まり。
スマホを持たせるリスクが高い。
中学生はどうか。
・多くは初の「受験」が控えている。
現状で考えると、高校生の8割は持っていると考える。
・社会に出る上で必要なツールになる可能性が高い。
・義務教育から卒業し、将来について考え始める。大学進学において様々な情報の取り入れが必要
以上のような意見から、小学生~中学生は持たせず、高校生からが望ましいと考え、「16歳」からもたせるべきとした。
結論
小学生や中学生のネットリテラシーが未熟な時期に渡すとリスクが高く、将来や自立の準備期間である高校生から持たせるべきだ。と考えた。
小学校や中学校から遠方の私立に越境したり、塾、両親の共働きで連絡が必須の場合は、メール・電話機能のみの携帯で十分であると考えた。
フィードバック
小学生や中学生にはスマホではなく、通話機能に重点を置いた携帯電話を持たせるというのは面白いアイディアでした。
ただ、2020年現在、5割近くは小学生からスマホを持っていることを考えると、「16歳」は時勢をふまえているとは言い難いとも思います。