前提
誰にとってキャッシュレス社会はメリットがあるかを想定しました.
今回は「国」に対してメリットがあるのかを検討することにしました.
また,本問題が「日本」と言っているのかを理解し,
背景も考えてみました.
背景
外国ではキャッシュレスは普及しているから,
日本も普及させたいと仮定する.
(スマホがいじれないので詳細は調べられませんでした)
評価軸
国のメリット = 日本の財政を豊かにする
流れ
メリットは何か,デメリットは何かを私たち目線で話し合いました.
その後に,国にメリットがあるのか無いのかを判断しようといった流れです.
メリット
- 現金いらずなので,財布を無くす心配がない
- 荷物が軽くなる
- 会計が楽
- ポイントが溜まる
デメリット
- お金を使っている感覚が無くなる(クレジットカード現象)
- 災害時に使えない
- 事前準備がある
- 使えるのは加盟店のみ
上記について
日本では普及をしていないから,加盟店の把握がめんどうになってしまう.
自分がよく行く飲食店やスーパー、ショップが導入しているキャッシュレス決済サービスを把握しておけば対応が出来るが,そこまでのメリットがあるのか?
荷物や財布が邪魔ならポケットに数千円入れて出かければいいのでは無いかと
メリットを潰す意見が多かったです.
確かに,会計はスピーディーになるが余計な物を知らないうちに買ってしまう
など,ユーザー目線ではデメリットがやや多い様子.
整理
メリットは確かにいくつも潰せました.
しかし,デメリットは潰しにくかったです.
私たちからしたら現金社会にすべきかもしれません.
しかし,外国では普及をしているという背景があり,国にとって,
紙幣の印刷や更新がいらなくなるので,余計な費用はかからなくなる.
更に,お金の流れが潤滑になれば,より日本経済は豊かになる.
その浮いたお金を国民に返金すれば国民の満足度も高くなる.
背景から導出をしなおすと,国のメリットが見えてきました.
結論
「国」のことを考えると,
キャッシュレスにすべき
である.
結論導出のポイント
背景,評価軸の確認.
先進国の成功パターンは真似すべき.
より先のことを考える(デジタルな世界)そうすれば自ずとキャッシュレスにすべき
出したメリットは潰したが,国を考えると新たなメリットがでデメリットよりも多かった.
フィードバック
前提,背景を設定し解答を導き出したのは良いが,議論の抜け漏れはいくつかあります.
経済的発展度が同程度の諸外国に比して、日本でキャッシュレス化が進んでいない原因は何かを考えたい。
(アメリカでは5割程度、韓国では9割がキャッシュレス決済だが、日本では2割ほど)
「治安の良さ」「現金への信頼度の高さ」「レジの速さや正確さ」「ATMの多さ(現金の入手が容易)」などであろうか。
そのような現状を踏まえて、軸になるものを決定して検討するが、現金決済とキャッシュ決済のメリットデメリットだけでなく、キャッシュ決済への移行のコストも見込んで議論したい。