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[三井住友海上火災保険] 子供に新しく習い事を始めさせるなら何にするか。

オンラインにて活動する女性

目次

就活生・山田さん
消費財メーカーを目指す大学3年生。グループディスカッション(GD)はあまり得意でなく、インターン選考で大苦戦。プロ講師のもとで特訓中!

就活プロ講師・デアイバさん
DEiBA Company 学生マーケティング部所属。
就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。累計8万人が参加したGDイベント「デアイバ」の運営も担当する。

子どもに新しく習い事を始めさせるなら何にするか検討せよ。という問題を解いていきます。

山田さんの解き方

1. 【前提確認】

・どれくらいの年齢か

→小学校低学年

・誰目線で決めるか

→親

・どれくらいの頻度の習い事か

→週に2-3回

 

2. 【目的設定】

・子供が楽しく通えて、将来のためになる、高すぎない習い事

→楽しさ(内容、友人)、将来性(大人になってもできる、仕事に活かせる)、費用を比較軸に

 

3.【現状分析】

・習い事

→芸術(音楽、絵画など)

→スポーツ(野球、サッカー)

→語学(英語など)

→勉強(塾、そろばんなど

 

4. 【比較検討】

 

芸術(音楽、絵画など)

スポーツ(野球やダンス、水泳など)

語学

勉強(塾、そろばん、コーディングなど)

楽しさ(内容)

楽しさ(友人)

将来性(大人でも続けられる)

将来性(仕事に活かせる)

費用

→語学がよさそう
→語学→英語、スペイン語、中国語など
→話者が多くビジネスでも使える英会話

5. 【結論】
小学校低学年の子供に習わせるなら、楽しさや将来性、費用を鑑みて語学、中でも話者が多い英会話である。

プロ講師の解説

1. 前提確認
前提条件、非常に良く決められていると思います。実際の選考では、なぜ小学校低学年と置いたのかをきちんと説明できるようにしておくとよいでしょう。例えば、好奇心旺盛で自由時間が多く、親の提案にも耳を傾けやすい年ごろであるからなどなど。

2. 目的設定・3. 現状確認
お題がシンプルなだけに、複数の評価軸の設定まで持っていくのがむずかしかったのではと思います。習い事は情操教育の一端も担っているという視点から、お友達とのかかわりを評価軸に入れえ知多のはよかったです。また、習い事のセグメントはよくできています。

4. 比較検討の設定 語学→英語までの流れが少し雑かもしれません。全段で設定した評価軸すべてから判断する、などした方が良いでしょう。

【総評】今回は選択型のお題でした。お題がふわっとしている、かつ選択しがたくさんあることから、どこまで前提を詰められるか/詰めないでおくべきかでがらっと施策が変わると思います。GDのメンバーのタイプを見極めながら前提条件を詰めていきましょう(アイデアがたくさんでそうならしっかり詰めたほうが良いし、でなさそうなら少し広めに前提を置いておくほうが良いです)。一見ナイフが有利そうなお題で、どこまで議論を広げられるかも見られているかもしれませんね。思考の柔軟性をアピールできるような議論の進め方をするとよいでしょう。

 

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監修者
代表取締役志村の写真
志村 友樹

DEiBA Company代表取締役

早稲田大学文化構想学部卒業。新卒で大手損害保険会社に入社。創業社長の清水との出会いをきっかけに、2016年にDEiBA Companyに入社。2024年4月より創業社長の清水の後任として、代表取締役に就任。

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