就活生・山田さん
消費財メーカーを目指す大学3年生。グループディスカッション(GD)はあまり得意でなく、インターン選考で大苦戦。プロ講師のもとで特訓中!
就活プロ講師・清水さん
DEiBA Company代表取締役でYoutuber。元リクルート常務。
「DEiBA就活チャンネル」や就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。
「クライアントのある製造会社は、原油価格高騰などで利益率が下がっている。利益拡大のためにどのような提案をするか?」という問題を考えます。
山田さんの解き方
1.診断
前提確認:クライアントは水産加工メーカーとし、主な商品は魚や貝類の缶詰とする。
目標確認:利益拡大の策を考える。
2.検討プロセスの設計
①アプローチする箇所の特定
②どのようなアプローチが効果的か考える
3.検討
①アプローチする箇所の特定
利益が下がっている原因は「売上減少」と「経費増加」が考えられる。
更に分解していくと、
売上減少:販売数の減少→市場自体の縮小、既存客層が他の商品へ移ってしまった
経費増加:原油価格高騰、原料価格高騰、人件費の増加
昨今の世界情勢を鑑みると、原油価格や原料価格そのものを安くしようというのは現実的ではない。
また、市場自体は、宅飲み需要や健康ニーズにより、縮小しているわけではないと推定。
今回は「既存客層がほかの商品へ移ってしまったことによる売上減少」と「人件費高騰による経費増加」に対するアプローチを検討する。
②どのようなアプローチが効果的か
・既存客層がほかの商品へ移ってしまったことによる売上減少
市場調査をし、同カテゴリで売上を伸ばしている商品を特定して、価格帯を見直す/商品内容を見直すことで、顧客を取り返す
大々的なセールや広告展開を一時的に行い、露出を増やす
・人件費高騰による経費増加
人工効率化のため、ライン効率を見直す(人員の配置転換など)
4.結論
魚や貝類の缶詰を製造しているメーカーの利益拡大策を考えた。問題は「既存客層がほかの商品へ移ってしまったことによる売上減少」と「人件費高騰による経費増加」にあると仮定し、その解決策としては、商品価格や内容の見直し、セールや広告など露出を増やす展開、ライン効率の見直しによる製造効率改善などがあるという結論に至った。
就活プロ講師の解説
課題解決型>課題解決型の詳しい解説はこちら
※「高齢者の孤独死の人数を減らすにはどうしたらよいか」という問題を使って解説しています。
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