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【アクセンチュア】国内で和傘の売り上げを伸ばすにはどうしたらよいか

目次

就活生・山田さん
消費財メーカーを目指す大学3年生。グループディスカッション(GD)はあまり得意でなく、インターン選考で大苦戦。プロ講師のもとで特訓中!

就活プロ講師・デアイバさん
DEiBA Company 学生マーケティング部所属。
就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。累計8万人が参加したGDイベント「デアイバ」の運営も担当する。

「国内で和傘の売り上げを伸ばすには?」という問題を解いていきます。

 

山田さんの解き方

山田さんの解き方


1. 【前提確認】

・実施者:和傘メーカー
・対象:日本国内の個人消費者
・商品:伝統的な製法・デザインを取り入れた和傘
・目標:和傘全体の売上金額を増やす

2. 【現状分析】
和傘は一般的なビニール傘や洋傘より価格が高く、日用品というより「伝統工芸品」「ファッション用品」としての性格が強い

3.【評価軸】
①市場の大きさ
②購入のしやすさ
③実現しやすさ

4.【検討】
①若者向けSNS施策
<メリット>
・InstagramやTikTokで和傘の見た目を訴求しやすい
・認知拡大につながりやすい
<デメリット>
・和傘は高価格なので、認知しても購入まで進まない可能性が高い

②観光地での販売強化
<メリット>
・京都や浅草など、和文化への関心が高い人に訴求できる
・お土産や記念品として購入理由を作りやすい
<デメリット>
・販売エリアが限定的

③成人式・卒業式などへの用途拡大
<メリット>
・写真映えする
・高価格でも購入、レンタルする理由がある
<デメリット>
・時期が限定的

5.【まとめ】
国内で和傘の売り上げを伸ばすためには、「和傘をファッション・撮影アイテムとして普及させること」が有効と考えました。
和傘は日用品として洋傘と競争するのではなく、伝統工芸ならではのデザイン性を活かして、若者をターゲットに成人式や卒業式などの撮影・ファッション用途で普及を図ります。和傘を使う人を増やし、その後の購入につなげることで国内売上を伸ばせると考えました。

プロ講師の解説

プロ講師の解説

1. 前提確認・現状分析
前提の設定が少し甘かったですね。
和傘全体の売り上げを増やすを目標と置いたのはよかったですが、
「現在、和傘が売れていない理由は何なのか」が不明瞭なまま進んでしまったので、価格/認知度/用途/購入経路/耐久性など、
「売上=購入者数×購入単価」を基本に、どこにテコ入れをするのかはもう少し整理しても良かったように思います。


 2. 評価軸、施策立案、まとめ
評価軸からターゲット選定の繋がりが薄かったように思います。「若者」を選んだ根拠もやや弱いですね。
観光客、富裕層、シニア層、インバウンド需要向け事業者などと比較した上で、なぜ若者なのかまで言及できるようにしましょう。

前提でも触れましたが、和傘が売れない理由を、認知・興味・購入・継続利用のように、構造化できると施策出しがしやすくなります。

また、和傘は伝統工芸品で職人の手造りが中心かと思います。大量販売によって売上を伸ばせても、職人の供給能力を超えてしまえば実現できませんので、供給側の視点も盛り込めるとさらに高評価が得られたでしょう。

【総評】
今回は課題解決型のお題でした。「和傘が売れない原因は何か」まで一段深く掘り、その課題と施策を直接つなげられれば、高評価を狙える議論になります。

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監修者
代表取締役志村の写真
志村 友樹

DEiBA Company代表取締役

早稲田大学文化構想学部卒業。新卒で大手損害保険会社に入社。創業社長の清水との出会いをきっかけに、2016年にDEiBA Companyに入社。2024年4月より創業社長の清水の後任として、代表取締役に就任。

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