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[読売新聞]車をまだ買っていない層に売るためのプロモーションを検討せよ

オンラインにて活動する女性

目次

 

就活生・山田さん
消費財メーカーを目指す大学3年生。グループディスカッション(GD)はあまり得意でなく、インターン選考で大苦戦。プロ講師のもとで特訓中!

 

就活プロ講師・デアイバさん
DEiBA Company 学生マーケティング部所属。
就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。累計8万人が参加したGDイベント「デアイバ」の運営も担当する。

車をまだ買っていない層に売るためのプロモーションを検討せよという問題を解いていきます。

 

山田さんの解き方

 

1. 【前提確認、定義】

・プロモーション:媒体は問わない
・車:車は新車・中古車問わない、種類も問わない

 

2. 【現状確認】

ターゲットの策定を実施する。

 

・顧客のセグメント

 

地方

都会

若年層

所持率高い

所持率かなり低い

中高年層

所持率高い

所持率低い

・都会若年層の車に対するニーズ

 ・子持ち>子無し=独身

 ・アウトドアな趣味(ゴルフ、キャンプ、スノボ)>インドアな趣味

・都会中高年層

 ・子持ち>子無し=独身

 ・アウトドアな趣味(ゴルフ、キャンプ、スノボ)>インドアな趣味


→ターゲット:

・都会若年層の中でも:①子持ちまたは②アウトドアな趣味

・都会中高年層の中でも:③子持ちまたは④アウトドアな趣味

 

3.【施策立案】

①若年子持ち層に刺さるプロモーションは?

 ・若いので予算は少なめ

 ・ファミリーカー、軽自動車

 ・ネット、子育て雑誌、テレビCM>新聞

 →子育て雑誌、子育てサイト、子供向け番組のTVCMにて、子育てでの実用性、コスパの良さをアピールした広告を打つ

 

②若年アウトドア層に刺さるプロモーションは?

 ・趣味の一環なので①よりは予算高め、見栄えも重視

 ・四駆

 ・ネット>その他

 →アウトドア趣味系サイトにて、実用性やビジュアルを強調した広告を打つ

 →アウトドア系ブランドとコラボ

 →アウトドア系インフルエンサーとタイアップ

 

③中高年子持ち層に刺さるプロモーションは?

 ・ある程度予算感高め

 ・ファミリーカー、年齢高めの子供であればそこまでこだわりも少ない

 ・ネット<新聞、テレビCM

 →新聞やテレビCM(ニュースの時間帯)にて、中高生の子育て層に刺さる(受験や習い事の送迎エピソードを盛り込む等の)広告を打つ

 

④中高年アウトドア層に刺さるプロモーションは?

 ・予算感高め、「大人」の楽しみ

 ・四駆

 ・ネット<新聞、テレビCM、アウトドア雑誌

 →新聞やテレビCM(ニュースの時間帯)、アウトドア雑誌にてビジュアル、実用性を重視しかつ「大人」というワードを入れた広告を打つ

 

プロ講師の解説

1.前提確認

新聞社の出題ということで新聞広告で絞ってもよいでしょう。山田さんは「車関係に明るくないため、アイデア出しで詰まってしまうと思ったので細かく決めすぎないように心がけました」と仰っていました。 これは非常に良い傾向で、自分の知識のキャパシティを意識したうえで、前提決めを行っていくこともテクニックの一つです。

2.現状分析
「車をまだ買っていない層」の中でも、特に人数が厚い層(マス層)がどこか探っていきます。表を使うことでMECEに現状分析できているのは高評価。その中でも車の購入ニーズが高い顧客はどういう人たちかをよく探れています。 ただ、本当にニーズがあるのは子持ちとアウトドア趣味なのかは時間があまりそうであれば考えてみてもよいでしょう(i.e.介護など)。 

3.施策立案
少々粒度が粗い気がしますが、ターゲット分析と、そのニーズに何をどうしたら刺さるのかがよく導き出せていると思います。今回は時間切れで結論まで出せなかったとのことですが、複数施策があるターゲットに関しては有効性が高い打ち手を選ぶときれいにまとまるでしょう。

 

【総評】今回は比較的自由度の高いお題でした。ターゲットをきちんとセグメントしたうえで、どのように問題を解いていくかどうか頭の中で一度組み立ててから問題に取り掛かる必要があります。今回だと、現状確認(市場確認)→ターゲット策定→ターゲットのニーズ分析→施策立案、というような流れです。今回の回答であえて足すとすれば、施策立案の際に「なぜ買わないのか」という部分に着目して解いてもよかったかと思います(予算が足りない→中古車、購入のメリットを知らない→信用できる子育て雑誌で広告などなど)。

 

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監修者
代表取締役志村の写真
志村 友樹

DEiBA Company代表取締役

早稲田大学文化構想学部卒業。新卒で大手損害保険会社に入社。創業社長の清水との出会いをきっかけに、2016年にDEiBA Companyに入社。2024年4月より創業社長の清水の後任として、代表取締役に就任。

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