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【NTTデータ】グループディスカッション出題テーマ傾向と解答例

目次

本記事はNTTデータのグループディスカッション選考にて主題されたテーマから、出題傾向や対策、解答例などを紹介しています。

是非選考対策にお役立てください!

NTTデータのグループディスカッション出題テーマ一覧

22卒インターンシップ

・5年後の働き方はどのように変化しているか

・日本の学生の英語力を上げるには

・理想のリーダー像は

・オリンピック・パラリンピックに新しい競技を設けるとしたら

22卒本選考

・NTTデータの採用担当として採用する人材を10人から3人を選べ

・あなたが面接官の立場なら、どのような基準で学生を採用しますか。3つの基準とその理由を示してください。

・社会人で活躍する人は

・新しいITサービスを企画してください

23卒インターンシップ

・社会人で活躍する人はどのような人か

・あるマンションのエレベーターの混雑をを解消できるためには

・リーダーに求められる資質は何か

・少子高齢化社会において日本の労働力を20年間で確保するには

23卒本選考

・他社とのコミュニケーションで大切なことは何か

・ビジネスを円滑に進める上でより重要にはなるのは?A.傾聴力 B.発信力

・コミュニケーションが活発になる新しいITソリューションの提案

NTTデータ グループディスカッションの出題傾向と対策方法

出題傾向

NTTデータのグループディスカッションは25〜30分程度と平均よりも少し長めで、出題テーマも比較的簡単なテーマが多いため、総合的な難易度としてはそこまで難しくありません。

出題テーマとしては以下の傾向があります。

1、抽象的な事柄をを具体的な言葉で定義する問題が多い

”理想のリーダー像とは”や”大企業とベンチャーの違いは”のようなテーマのことで、NTTデータの出題テーマの7割程度は抽象的な事柄を定義する問題になります。

2、ITソリューションを求められる

出題テーマの課題解決型のテーマではITを用いた解決策を提示しろという問題が22卒、23卒と2年連続で出題されています。

対策方法

1、抽象型の解き方をマスターする

NTTデータは抽象型と言われるパターンの出題がとても多いため、まずはこの抽象型の問題を解く流れをしっかりと覚えておきましょう。

抽象型の解き方は以下の4段階になります。

①前提と目標の決定

②考え方の判断軸の決定

③アイデア出し

④いいアイデアを採用し、結論にまとめる

※後ほどこちらの流れを解答例で実践します。

抽象型の流れを紹介した次は抽象型の注意点を解説しておきます。

抽象型の問題は前提や目標設定をしっかりと行わないと、後々の議論がまともに出来ず、また前提からし直すということがよく起こります。

そうすることによって論理的な進めることが出来るだけでなく、考える幅を狭めることにより、よりクリティカルなアイデアを出していくことが出来ます。

2、ITの解決策を多く見ておく

NTTデータではITソリューションを挙げろという問題が2年連続で出題されています。

普段ITの情報に触れていない人は課題に合ったITのソリューションを提示することはかなり難しいです。グループディスカッションでは発言量がとても重要なので、しっかりとアイデアを出せるように日頃からITに関する情報を持っていくおきましょう。

3、議論を深めるテクニックを身につけておく

NTTデータでは30分間という長い時間で、比較的簡単な問題が出題されます。なので解くことは他の人も容易なため、どこまで議論を深められるのか、質の良い発言を出来るのかが選考通過の鍵となります。

そこで議論を深めるためのテクニックを3つ紹介します。

①あえて逆の立場を取る

みんなが同じ意見だと議論は深まりません。相手のアイデアの不足部分や欠点を指摘していくことにより、より穴のない良い結論を出すことができます。

なのでもし議論が深まっていないなと感じたら建設的な反対意見を言っていきましょう。

②視点を増やす

考える視点が1視点のみの学生が多いです。例えば実際に出題された”あるマンションのエレベーターの混雑をを解消できるためには”というテーマで、1つの視点の人は、混雑を解消するという課題解決のみの視点で考えます。ですがこれだけだと少し浅い議論になってしまいます。ここで二つ目の視点で、不動産のオーナーの立場から見るとお金をあまり使いたくないと思います。

1つ視点を追加するだけで、出来るだけお金がかからない方法で、でも出来るだけ混雑を解消する解決策を考える必要が生まれ、より議論が深まっていきます。

ただ複雑にしすぎて時間内に解けないということは無いようにしましょう。

③経験談を元にに話す

抽象型でやりがちなのが、テーマが抽象的なので、自分の発言も抽象的で上部だけのものになってしまい、議論が深まっていかないことです。なので出来るだけ経験談のような具体的なもので議論をしていきましょう。

そうすることで深みのある議論になっていきます。

NTTデータグループディスカッション解答例

ではNTTデータでよく出題される抽象的な事柄を具体的に定義する問題の解答例を紹介します。

テーマ:リーダーに求められる資質とは

1.診断
前提確認:リーダー=大学のサークル代表とする
目標確認:大学のサークル運営者として求められる資質を決める

2.検討プロセスの設計
①大学のサークルを運営するのに必要な素養を列挙する
②①を共通点ごとにまとめる

3.検討
①大学のサークル運営に必要な素養とは?
自分たちの経験をもとに具体的なものを列挙する
・連絡が早い(連絡網を止めない、LINEを溜めない)
・行動が早い(準備や後片付けを率先してやる、スケジュールをすぐに調整する)
・後輩の面倒見がよい
・先輩(OBOG)からの信頼が篤い
・同学年からの信頼が篤い

②①のアイディアの共通点を見出す
★行動力がある
・連絡が早い(連絡網を止めない、LINEを溜めない)
・行動が早い(準備や後片付けを率先してやる、スケジュールすぐに調整する)
★周りから信頼されている
・後輩の面倒見がよい
・先輩(OBOG)からの信頼が篤い
・同学年からの信頼が篤い

4.結論
リーダーを「大学のサークル代表」と定義した。この場合求められる資質とは、「行動力があること」「関係者からの信頼を得ていること」という結論に至った。

今回のポイントは、最初の前提でリーダーを大学のサークル代表とするというかなり絞ったことによって、具体的に話すことができることにあります。このように抽象的なものは自分達が話やすいところまで落とし込んで議論をするようにしましょう。

まとめ

今回はNTTデータのグループディスカッションの対策を紹介していきました。

NTTデータのグループディスカッションのテーマは抽象型がほとんどになります。

なので抽象型の解き方の流れをしっかりと理解し、本番前に3回はやってみましょう。

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監修者
清水達也

DEiBA Company創業者

経歴
・リクルートキャリア代表取締役
・ベネッセホールディングス顧問就任
・DEiBA Companyを設立
・グループディスカッション型就活イベントを年間50回以上開催

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