就活において、選考方法の一つとして導入する企業が多いのが、「グループディスカッション選考」。
面接は受験の時などもありましたが、グループディスカッションがこれまでのしたことがないという方も多いと思います。
なので初めてこの選考に挑戦する方でも活躍できるように、
グループディスカッションとは?
グループディスカッションの大まかな流れ
この2つのテーマについて紹介していこうと思います。
グループディスカッションとは?
そもそも、グループディスカッションとはどんな選考なのでしょうか?グループディスカッションはその名の通り、複数の学生がグループに分けられ、出された議題に対してディスカッションをしていきます。
企業の採点者がその様子を見て評価しグループの中で誰を採用するかを決める、という選考方法です。
グループディスカッションの大まかな流れ
グループディスカッション選考の大まかな流れは以下の通りです。
就活での一般的な流れはこちらですが、企業によって指示がある場合は柔軟に対応していきましょう。
1、テーマ、時間、発表の有無などが伝えられる
「○○の売り上げを上げる方法は?」など、議論すべきお題、議論の制限時間、議論後の発表をすべきかどうか等、企業側から指示が出ます。
発表の有無は伝えられない場合もあるので、気になる場合は議論が始まる前に確認しておきましょう。
2、自己紹介し、軽く緊張を解く
学生同士の自己紹介の時間がとられていない場合、本題に入る前に学校名や氏名などを伝えて簡単な会話しておくと、その後の議論で意見が出やすくなる等チームの雰囲気が良くなりチーム全体の評価が上がる場合あ有ります。
緊張が解けていない場合は自己紹介から始めましょう。
3、役割を決める
議論を進めるにあたってファシリテーター(司会)・タイムキーパー・書記・発表者等の役割は最初に決めておくと議論がスムーズに進む場合があります。
役割に捉われすぎてしまうと発言ができなくなる場合も大いにあるので発表者等の必要な役割以外は無理に決めずに進めるという戦略もあるでしょう。
ここでは代表的な役割を簡単に紹介します。
ファシリテーター(司会)
ファシリテーター(司会)は話し合うべきポイントを捉えて議論を進行してく役割です。
メンバーが発言しやすいように話題を振り、設けられた時間の中でうまく結論まで導く義務があります。
グループディスカッションに慣れている人、物事を俯瞰で捉え次に何を議論すべきかを考えられる人が適任です。
タイムキーパー
多くの場合、グループディスカッションでは制限時間が設定されます。
制限時間を過ぎないように時間を見る事はもちろん、ひとつの話題に時間をかけすぎていないか等も含め議論の時間を区切ってメンバーにかかっている時間を伝えてあげましょう。
計画性がある人や話に熱中しすぎない人が適任です。
書記
議論されている内容を聞き取り、メモしていく役割が書記です。
議論の内容を全て書き写すのではなく、重要事項や決定事項をまとめておくことがポイントです。
書記に力を入れてしまうと発言量が少なくなってしまう場合が多いので、メモしながら発言もできるなど情報処理能力が高い方が適任です。
発表者
議論の結論をまとめ、人事(採点者)に発表する役割です。発表は1分間など、制限時間を設けられる場合が多いため、話をまとめるのが上手な方がされると良いでしょう。
4、各工程ごとに時間を決める
グループディスカッションには、議論を円滑に進めるための工程や流れが存在します。
初めて参加する場合もこの流れを覚えておくと周りを差をつける事ができるでしょう。
決めておくべき工程と時間
1、前提や目標確認
2、議論の時間
3、まとめ
4、予備
※議論が白熱するとどうしても時間が押してしまうため、時間を決める際には最初から予備の時間を用意しておきましょう。
余ってしまったら、最終的なチームの回答をより具体的にしていく時間として使います。
5、それぞれ意見やアイデアを出す
メンバーの共通認識が出来上がったら、具体的な議論に入っていきます。与えられた議題に対応したアイディアを出していきましょう。
6、意見をまとめる
アイディアが出た中で最終的にどの意見を採用するのかを決めます。
論理的に理由を説明できるようにチームの回答をまとめましょう。
7、結論を発表する
発表者が代表して、人事(採点者)に議論の結論とその理由を発表します。
1分以内など、制限時間を与えられる場合が多いので重要事項をまとめるようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたか?グループディスカッションに慣れないうちは大まかな流れを掴むのも難しく思うかと思いますが、初めからうまく出来る人なんていません。
沢山練習の機会を作り、自然にこの流れをマスターできるように頑張ってくださいね!
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