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[NTTデータ経営研究所]リーダーを増やすには何をすべきか

目次

就活生・佐藤さん
コンサル志望の大学3年生。グループディスカッション(GD)は割と得意。実力をさらに磨くため、プロ講師のもとで特訓中!

就活プロ講師・清水さん
DEiBA Company代表取締役でYoutuber。元リクルート常務。
「DEiBA就活チャンネル」や就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。

リーダーを増やすには何をすべきか」という問題を考えます。

佐藤さんの解き方

1.前提
リーダーとは?
組織の意思決定を行う人
自発的に意見を述べる人

場所は?
日本を想定。

誰に向けた施策?
子供。子供時代に受けた教育は印象に残りやすいため。

なぜリーダーを増やすのか?
日本の国力を養うため
日本には自発的に行動する人が少ないため

2.現状分析
・現状日本にはリーダー気質を持つ人が少ない。
受動的に行動する人が多く、組織には自分で考える人が少ない。
革新的な企業はアメリカなどに集中しており、ひと昔前のように日本企業は世界の企業ランキングに載らない。

・日本ではお金について学ぶ機会が少なく、自分でお金を生み出そうとする人は少ない。
「子供がお金について学ぶことは卑しい」という雰囲気が多少ある。

・日本には安定を求める人が多い
組織を作るのではなく、組織に属するのが当たり前という意識

3.ボトルネック
現状分析をもとにリーダーが育たない理由、ボトルネックを挙げていく。
①リーダーについて学ぶ機会が少ない
②世界の優秀な企業の成功例について学ぶ機会が少ない
③お金について(お金の生み出し方)学ぶ機会が少ない
④組織のマネジメントを学ぶ機会が少ない

4.打ち手立案
ボトルネックをもとに打ち手を立案する

①より
⑴「リーダーシップ」を小中学校の必修に置く
自発的な行動、組織内で必ず意見を述べることを念頭においた集団討論など

②より
⑵優秀な企業の成功例を説明する子供番組を放映
子供にもわかりやすい表現、かわいらしいキャラクターを作り、親しみやすい番組の雰囲気

③より
⑶子供向けのお金について学ぶゲームを発売する。
投資や会社経営などを想定し、子供にも楽しめるポップなデザインで作る。

④より
⑷子供たちにローテーションでリーダーを回し、1年に1回以上すべての生徒がリーダーを担うようにする
修学旅行の班行動など、グループでの移動の際リーダーを担った人を記録し、全員にリーダー役が行き渡るようにする。

5.打ち手評価

効果実現可能性
△真面目に取り組まない可能性
◎子供番組は頭に残りやすい
◎リーダーの実戦経験を通して自信がつく◎教師の人にリーダー管理を義務付けることで可能

6.結論
打ち手評価より、リーダーを増やすための施策は
子供たちにローテーションでリーダーを回し、1年に1回以上すべての生徒がリーダーを担うようにする
に決まった。

プロ講師の解説

課題解決型>課題解決型の詳しい解説はこちら
※「高齢者の孤独死の人数を減らすにはどうしたらよいか」という問題を使って解説しています。

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監修者
代表取締役志村の写真
志村 友樹

DEiBA Company代表取締役

早稲田大学文化構想学部卒業。新卒で大手損害保険会社に入社。創業社長の清水との出会いをきっかけに、2016年にDEiBA Companyに入社。2024年4月より創業社長の清水の後任として、代表取締役に就任。

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