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[楽天グループ]楽天モバイルを国内シェアナンバーワンにするにはどうすればいいか

目次

就活生・山田さん
消費財メーカーを目指す大学3年生。グループディスカッション(GD)はあまり得意でなく、インターン選考で大苦戦。プロ講師のもとで特訓中!

就活プロ講師・清水さん
DEiBA Company代表取締役でYoutuber。元リクルート常務。
「DEiBA就活チャンネル」や就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。

「楽天モバイルを国内シェアナンバーワンにするにはどうすればいいか」という問題を考えます。

山田さんの解き方

1.診断
前提確認:楽天の目線で考える。
目標確認:楽天モバイルを国内シェアナンバーワンにする施策を考える。

2.検討プロセスの設計
①楽天モバイルが1位になれないのはなぜか、ボトルネックを特定する
②解決策を考える

3.検討
①楽天モバイルがシェア1位になれない原因は?
大手3社の寡占状態だから
なぜ?→古くから事業展開していて安心できるから
なぜ?→通信が安定しているから

②解決策は?
「通信が(大手三社と比べて)不安定」という原因が大きいと考えられる。
この解決策として、強硬な通信ラインを提供することが挙げられる。
具体的には、国内のみならず海外の通信網を取り入れる、楽天でんきの電力供給拠点を活用する、などが挙げられる。

プロ講師の解説

「楽天モバイルを国内シェアナンバーワンにするにはどうすればいいか」

この問題は、課題解決型>増加施策型というタイプです。
現状売上が少ない、シェアが小さいなどの原因が何なのかを考え、施策を検討する問題です。

また、個別企業(今回は楽天)が自社の課題を学生に質問しています。
企業内では何度も議論されているテーマで評価がつけやすいから選択したのでしょうね。

・診断と検討プロセスの設計
前提を少し確認しましょう。
携帯電話の分野は既にNTTdocomo、AU、ソフトバンクの3社が寡占状態です。その中でも楽天モバイルが新規参入した分野です。
目標は「シェアナンバーワンをいつ達成するか」ということです。通信のような分野はシェアの置き換えに時間がかかりますが、オーナー経営者の三木谷社長の性格を考えるとゆっくりはないですね。3年から5年という身近なスパンでしょう。

・検討
売上アップの方法を検討する際は、売上を樹形図で書くという方法が一般的です。
売上は、新規ユーザーの取り込み、既存通信会社からのリプレイスの2通りしか存在しません。
そして3年から5年というスパンでは既存ユーザーのリプレイスはハードルが高いです。

携帯電話会社の選択理由を考えてみましょう。皆さんがどうしてそのキャリアを選択したのかということです。調査では、通信キャリアの選択は実は通信の安定性を一番に挙げる人が多いのですが、後発の楽天モバイルはその分野では先行キャリアを凌ぐのは難しいですね。

少し市場を考えてみましょう。携帯市場には、複数台所有が全体の3割存在します。そして、自宅の固定電話も(減少していますが)まだ存在しています
正々堂々とシェア争いをしてマーケットの中で1位になるのはとてもハードルが高いので、限定的な使い方のマーケットを検討することにしましょう。
ですから「固定電話市場からリプレイスと複数台需要を取り込む」施策を考えてみましょう。

①複数需要取り込み
仕事専用の端末を企業でまとめ買いする。通話は全国というよりも限定的な利用になるので、料金が一番インパクトがありますね。
②自宅の固定電話のリプレイス
若い世代は固定電話を保有しなくなっていますから、年齢の高い人たちが対象です。
③企業の固定電話のリプレイス
企業の外線電話をリプレイスする方法です。

私なら、このように、携帯電話を正々堂々と利用するマーケットを捨てて、【複数需要の取り込み、個人の固定電話、企業の固定電話をリプレイス】という施策を強化します。

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監修者
代表取締役志村の写真
志村 友樹

DEiBA Company代表取締役

早稲田大学文化構想学部卒業。新卒で大手損害保険会社に入社。創業社長の清水との出会いをきっかけに、2016年にDEiBA Companyに入社。2024年4月より創業社長の清水の後任として、代表取締役に就任。

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