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【郵船ロジスティクス】防犯カメラの増設は必要か否か

目次

就活生・山田さん
消費財メーカーを目指す大学3年生。グループディスカッション(GD)はあまり得意でなく、インターン選考で大苦戦。プロ講師のもとで特訓中!

就活プロ講師・デアイバさん
DEiBA Company 学生マーケティング部所属。
就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。累計8万人が参加したGDイベント「デアイバ」の運営も担当する。

「防犯カメラの増設は必要か否か?」という問題を解いていきます。

山田さんの解き方

山田さんの解き方


1. 【前提確認】

お題の「防犯カメラの増設は必要か否か」について、今回は駅・繁華街・住宅街など、不特定多数の人が利用する公共空間において、防犯目的のカメラを現在より増やすべきかというテーマとして考えます。

2. 【要素分解】
防犯カメラ増設の影響を、大きく4つに分けます。

① 安全面:犯罪の抑止、事件発生後の捜査への活用
② プライバシー面:常に撮影されることへの心理的不安
③ コスト面:設置費・維持費・管理費
④ 運用面:映像の管理、不正利用や情報漏えいのリスク

3.【評価軸】
①犯罪抑止・安全への効果
②市民への負担・プライバシー
③実現可能性


4.【比較検討】
①増設するメリット
カメラがあることで犯罪を思いとどまらせる効果が期待できる
犯罪やトラブルが起きた際、犯人特定や状況確認に利用できる
駅や繁華街などで利用者の安心感につながる
警察や警備員だけではカバーできない場所を補完できる

②増設するデメリット
日常的に撮影されることに抵抗を感じる人がいる
映像が流出・悪用される可能性がある
設置費だけでなく、保守・データ管理にも費用がかかる
カメラを増やせば必ず犯罪がなくなるわけではない

5.【まとめ】
防犯カメラの増設は必要と結論付けました。
犯罪抑止や事件解決への効果が期待できるからです。
一方、無制限な増設にはプライバシーやコスト面の問題があるので、必要性の高い場所に限定し、プライバシー保護のルールとセットで実施すべきです。

プロ講師の解説

プロ講師の解説

1. 前提確認・要素分解
全体をきれいに構造化できています。
「何を対象とした防犯カメラなのかを定義した」という点は良かったですね。
施策の実行者は明言はされていませんが、内容から推察するに「国・行政」かなと思います。実際のディスカッションであれば、施策の実行者はきちんと明言しておいた方がスムーズに進行できると思います。


 2. 評価軸、施策立案、まとめ
評価軸にはもう少し深さが欲しいです。
例えば「犯罪抑止への効果」としていますが、
・どの犯罪に有効なのか
・犯罪そのものが減るのか
・犯罪がカメラのない場所へ移動するだけではないかまで考えられると、議論の質が上がります。

また、コストについても「費用がかかる」で止まっています。
「限られた予算を防犯カメラに使うのか、警察官・街灯・警備員など別の防犯施策に使うのか」という代替案との比較まで出てくると高く評価します。

加えて、防犯カメラ増設には、
・地域住民
・自治体
・警察
・店舗・企業
・観光客
など多くのステークホルダーが存在します。
誰の立場から見るかでも議論が変わっていくので、多角的にアプローチをしていきましょう。



【総評】
今回は選択型のお題でした。
選択肢は「必要か否か」ですが、「カメラを増やす」という手段から入るのではなく、目的は何かを整理するのも大切です。
『目的=犯罪を減らし、安全な街をつくること』と置けば「防犯カメラ以外にもっと有効な方法はないか?」という発想にも繋がります。
問題をどう読み解くかがカギとなりますので、練習を重ねていきましょう!


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監修者
代表取締役志村の写真
志村 友樹

DEiBA Company代表取締役

早稲田大学文化構想学部卒業。新卒で大手損害保険会社に入社。創業社長の清水との出会いをきっかけに、2016年にDEiBA Companyに入社。2024年4月より創業社長の清水の後任として、代表取締役に就任。

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