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【PwCコンサルティング合同会社】良いコミュニケーションとは

目次

就活生・山田さん
消費財メーカーを目指す大学3年生。グループディスカッション(GD)はあまり得意でなく、インターン選考で大苦戦。プロ講師のもとで特訓中!

就活プロ講師・デアイバさん
DEiBA Company 学生マーケティング部所属。
就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。累計8万人が参加したGDイベント「デアイバ」の運営も担当する。

「良いコミュニケーションとはなにか?」という問題を解いていきます。

山田さんの解き方

 

山田さんの解き方


1. 【前提確認】

今回は就職活動のGDであることを踏まえ、複数人で何かを進める場面におけるコミュニケーションを対象とします。

2. 【要素分解】
コミュニケーションを、以下の4つに分けて考えます。

① 伝える:アンサーファースト、わかりやすい言葉を使う
② 聞く:相手の話を遮らない、意図まで確認する
③ 確認する:認識のズレがないか要点を確認する
④ 関係をつくる:話しやすい雰囲気

3.【評価軸】
①相互理解につながるか
②目的達成につながるか
③継続して良い関係を築けるか

⇒コミュニケーションは一方的に情報を伝えるだけでは不十分であり、相手との認識をそろえたうえで、最終的に行動や成果につながる必要がある。また、短期的に話が通じても、相手が話しにくいと感じる状態では良いコミュニケーションとは言えないため、関係性も評価軸に入れる。


4.【比較検討】
①「分かりやすく伝えること」を重視
<メリット>
・認識のズレを減らせる
・短時間で意思疎通しやすい
<デメリット>
・一方的に話すだけでは、相手を理解できない

②「相手の話をよく聞くこと」を重視
<メリット>
・相手の意図や考えを理解できる
・信頼関係を築きやすい
<デメリット>
・聞くだけでは議論や行動が前に進まない可能性がある

③「相互に確認しながら進めること」を重視
<メリット>
・認識のズレを防げる
・互いの意見を反映しやすい
<デメリット>
・確認しすぎると会話のスピードが落ちる可能性がある

5.【まとめ】
良いコミュニケーションとは、「相手と認識を合わせながら、双方が納得した状態で目的達成に向かえるコミュニケーション」と定義しました。単に話が上手いことではなく、相手との相互理解を通じて行動や成果につなげられることが、良いコミュニケーションだと結論づけました。

プロ講師の解説

プロ講師の解説

1. 前提確認・要素分解
要素分解はきれいに構造化できています。
前提は「GDであることを踏まえ~」という着眼点はGoodです。
惜しかった点としては、「複数人で何かを進める場面」はもう少し状況を絞りたかったですね。友人との会話なのか、上司と部下なのか、ビジネスの商談なのかなど「誰との、どの場面でのコミュニケーションなのか」によって良いコミュニケーションの条件が少しずつ異なります。「仕事上で複数人が協働する場面」のように明確にできると、より議論が進めやすかったと思います。


 2. 評価軸、施策立案、まとめ
目的達成を評価軸に置いたのはGoodです。このテーマでは相互理解や話しやすさなど感覚的な意見が中心になりやすいですが、目的達成を含めたことで、議論の軸ができましたね。
「関係性」を入れたのも良いですが、「継続的な関係構築」がどこまで必要なのかは前提をどう置くかによっても議論の余地がありますね。

定義型のお題は、アイデア出しに困った際は「悪いコミュニケーションとは?」とお題の反対を考えるのも有効な方法です。より深い部分まで議論をする際などは活用してみてください。


【総評】
今回は定義型のお題でした。人事としては、このテーマで見たいのは「良いコミュニケーションの定義」そのものよりも、実際のディスカッション内でのコミュニケーションの取り方です。発言量や質も大切ですが、互いに協力して合意形成を目指す姿勢を忘れないようにしましょう。

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監修者
代表取締役志村の写真
志村 友樹

DEiBA Company代表取締役

早稲田大学文化構想学部卒業。新卒で大手損害保険会社に入社。創業社長の清水との出会いをきっかけに、2016年にDEiBA Companyに入社。2024年4月より創業社長の清水の後任として、代表取締役に就任。

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