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【雪印メグミルク】「過疎地域のスーパーの売り上げを上げるには?」

目次

就活生・山田さん
消費財メーカーを目指す大学3年生。グループディスカッション(GD)はあまり得意でなく、インターン選考で大苦戦。プロ講師のもとで特訓中!

就活プロ講師・デアイバさん
DEiBA Company 学生マーケティング部所属。
就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。累計8万人が参加したGDイベント「デアイバ」の運営も担当する。

「過疎地域のスーパーの売り上げを上げる方法は?」という問題を解いていきます。

 

山田さんの解き方

山田さんの解き方


1. 【前提確認】
・施策実施者:個人経営のスーパーの経営者
・過疎地域:人口が少ない、高齢者の割合が非常に高い

 

2. 【要素分解・現状分析】

・顧客:高齢者の割合が高いため、購買力はあまり高くない
・買い物の選択肢:競合となるスーパーの数は限られる。高齢者が多くネット通販の利用者は少ない。

①高齢者むけ施策
②地域外向けの施策
③スーパー事業以外の施策
を施策として検討する。


3.【施策立案】

①高齢者向けの施策
・デリバリーサービスの強化:買い物に行く手間を減らせる。車の運転が難しくなる層も増えるため、有効な施策であると考える。
・地域密着型イベントの開催:高齢者向けの健康セミナーなどを開催し、地域コミュニティとの接点を設ける。

②地域外向けの施策
・オンラインショッピング:特産品や限定品などをオンラインにて販売する。

③スーパー事業以外の施策
・シニア向けフィットネス・リハビリ施設を併設する。


5.【まとめ】
高齢者向けの施策を充実化させることに加え、地域外へのオンライン販売などで販路を拡大することにより、過疎地域でも売り上げ向上につながると結論付けました。

プロ講師の解説

 

プロ講師の解説

1. 前提確認
議論全体が非常に整理されています。
前提はもう少し定義して良かったかと思います。

まず、売上=来店客数 × 客単価 × 来店頻度など売り上げの要素分解もしておきたかったところですね。

また、「過疎地域」と一括りにしていますが、人口構成や観光資源の有無によって最適な施策は変わります。山間部や農村部、島しょ部などの立地や人口を踏まえ、「いつまでに」、「どれくらい売り上げを上げるのか」を考えられると良かったですね。少しアイデア先行になってしまっている印象です。



 2. 評価軸、施策立案、まとめ
アイデアの切り口は良かったですね。特に、過疎地以外での販路を作るという意見はGoodでした。

一方で、前提で買い物の選択肢も触れていたので、3C分析などで競合分析までできていると、より施策の説得力が増したと思います。先ほどの前提でも触れましたが、「売り上げが伸びない理由」を整理して、
・来店できないのか
・買いたい商品が無いのか
・競合に流れているのか
など、課題を特定してからアプローチできるとよりクリティカルな施策が出せていたと思います。


【総評】
今回は課題解決型のお題でした。何が課題なのか、どのようにすれば解決できるかが鍵となりますので、原因分析が重要となります。
イメージしづらい部分もあるかと思いますが、「過疎地域で暮らす人々がスーパーに求めることってなんだろう?」と想像することも大切です。「もし自分だったら…」と問題に入り込んで考えてみることもしてみてください。

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監修者
代表取締役志村の写真
志村 友樹

DEiBA Company代表取締役

早稲田大学文化構想学部卒業。新卒で大手損害保険会社に入社。創業社長の清水との出会いをきっかけに、2016年にDEiBA Companyに入社。2024年4月より創業社長の清水の後任として、代表取締役に就任。

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