
就活生・山田さん
消費財メーカーを目指す大学3年生。グループディスカッション(GD)はあまり得意でなく、インターン選考で大苦戦。プロ講師のもとで特訓中!

就活プロ講師・デアイバさん
DEiBA Company 学生マーケティング部所属。
就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。累計8万人が参加したGDイベント「デアイバ」の運営も担当する。
「リーダーに求められる資質は何か」という問題を解いていきます。
山田さんの解き方

山田さんの解き方
1. 【前提確認】
リーダー:チームや組織を目標達成に導く存在
求められる資質:成果を出すうえで特に重要な能力・特性
2. 【要素の洗い出し】
・判断力
・責任感
・コミュニケーション能力
・誠実さ
・巻き込む力
・ビジョンを示す力
3. 【評価軸の選定】
①成果への影響度
→その資質があることで、成果にどれだけ貢献するか
②他の資質を活かす土台になるか
→他の能力の発揮に繋がるか
4. 【結論】
リーダーに最も求められる資質は「巻き込む力」と結論づけました。
メンバーが主体的に行動することが組織として成果を生み出すうえで最も重要であり、そのためには、リーダーが持つビジョンや判断がメンバーに正しく伝わり、実行されることが必要であると考えました。
以上の理由から、主体的に人を動かすためにも、リーダーに求められる資質は「巻き込む力」であると考えます。
プロ講師の解説

プロ講師の解説
1. 前提確認
前提はしっかりと決められていましたが、今回のお題は「企業規模」や「業務内容」によっても答えが変わるので、言葉の定義だけでなく、背景についてももう少し言及できると良かったですね。
例えば、
ベンチャー企業なら「決断力」や「スピード」
大企業なら「調整力」
プロジェクトリーダーなら「推進力」など
『どんな場面のリーダーか』を整えてから議論できるとよりスムーズな進行ができます。
2. 要素の洗い出し/評価軸の設定
洗い出しもしっかりできていましたね。
ですが、前提にも繋がる部分ですが「誰から見た資質なのか」まで考えられると、より網羅的に要素が抽出できたと思います。
経営者目線なのか、部下目線なのかによっても少し要素の切り口が変わると思います。
3. 結論
結論、論拠の構造はしっかりできていますね。
実際のディスカッションであれば「巻き込む力とは何か?」という深掘り質問に対応できるように準備しておいた方がいいですね。
結論は出せていますが、「巻き込む力」では抽象的と捉える人事もいるので、もう一段掘り下げて具体的な事例などは回答できるようにしておくとよいでしょう。

【総評】
今回は定義型のお題でした。
自分が考えるリーダー像を語るだけでは議論が発散しがちです。
前提→要素洗い出し→評価軸の選定→結論というフレームに沿って、論理的かつ再現性のある議論を勧めましょう。
また、部活動のキャプテンやアルバイト先のバイトリーダーなど身近なリーダー例から議論を展開することも有効な手段ですので、ぜひ覚えておいてください。
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