
就活生・山田さん
消費財メーカーを目指す大学3年生。グループディスカッション(GD)はあまり得意でなく、インターン選考で大苦戦。プロ講師のもとで特訓中!

就活プロ講師・デアイバさん
DEiBA Company 学生マーケティング部所属。
就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。累計8万人が参加したGDイベント「デアイバ」の運営も担当する。
ドライブレコーダーの普及率を高めるためには??という問題を解いていきます。
山田さんの解き方

1. 【前提確認】
・対象は25歳以下の若者、初心者ドライバーを想定
・施策の実行者は自動車メーカー、保険会社
・事故時の証拠やあおり運転対策になるなど必要性は認知されている
2. 【課題の整理】
▼普及しない理由
・価格が高い
・取り付けなどが面倒
・「自分は事故は起こさない」という過信
3. 【評価軸の設定】
・金銭コストが少ない
・取り付けや管理の手間が少ない
4. 【施策案】
・車購入時の標準装備化
・保険会社と提携
・SNSなどで取り付け方の解説動画
5. 【まとめ】
自動車メーカーが中心となり車購入時の標準装備化を推進していく。また、保険会社と提携して、ドラレコ装着をすると保険料が割引となるプランを作成する。さらにSNSなどでドラレコ装着方法の解説動画や事故の危険性を啓蒙するなどして、「車に乗る際は必ず必要なもの」であるという認識をしてもらうことで普及に努める。
プロ講師の解説

1.前提確認
前提はしっかり整理できていますね。
イメージがしやすいから「若い人」をターゲットにしているかと思いますが、「子どもを持つ家庭」「高齢ドライバー」「営業車を持つ法人」など、どこを対象にするかで施策が変わっていくので、ターゲットの選定ができていたのはGoodです。
また、自動車メーカーや保険会社などのステークホルダーを巻き込んで施策の実行者に設定したのもGoodです。
一方で、新車を前提として議論を進めている印象なので、前提の部分で触れておいても良かったかなと思います。
2.アイデア出し~分類・整理
課題の切り方は適切です。
一方で、各道具が「どの課題にどれだけ寄与するか」を紐づけられると、評価の納得感が上がります。
3.評価軸・結論
評価軸も良いですね。
さらに「普及しない1番の要因は何か?」を前段でより詳しく特定したうえで、整理できるとより説得力が増します。
また前提の部分のフィードバックとも重なりますが、「新車の標準装備」に加えて「中古車など現時点で未装着の自動車はどうするか?」のように現状分析を網羅的に行えると、施策出しがしやすくなります。
【総評】
今回は課題解決型の問題でした。普及施策を考える場合は「普及していない原因」を分析して、見つかったボトルネックへのアプローチが正しい進め方になります。
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