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【グループディスカッションのマナー】知らないと恥ずかしい最低限のレベルを紹介!

目次

グループディスカッションでもマナーはとても大事な要素になります。

面接ではノックを必ずするとか面接官が座るまで座らないなどのマナーがあるのにグループディスカッションでマナーを意識している人はほとんどいません。

なので今回はグループディスカッションではどのようなマナーがあるのか紹介していこうと思います。

マナーを身に着けるべき理由とは?

グループディスカッションにおいて、マナーを身に着けるべき理由

グループディスカッション選考は「発言さえできれば良い」と思っていませんか?
議論を行う上で、発言の量や質はもちろん重要ですが、円滑かつ充実した議論を行なうためには最低限のマナーが必要です。

これらは就活中の他の選考だけでなく、就職した後も求められるもの。但し、堅苦しいものではなく、「ちょっとした意識」で改善できるものばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。

グループディスカッションの行う上でのマナーとは?

「1 、人として常識的なマナー」、「2 グループディスカッション中のマナー」、「3 グループディスカッション後のマナー」、「4 オンライングループディスカッションのマナー」の4つに分けて確認していきます。

1、人として常識的なマナー

「メラビアンの法則」をご存じですか?アメリカの心理学者が行なったコミュニケーション実験から導かれた法則で、影響度合いは見た目などの視覚情報が55%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、話の内容などの言語情報は7%というもの。

自分で思っている以上に視覚や聴覚の影響が大きいというわけです。

清潔感

上でお伝えしたとおり、視覚情報の与える影響は実に55%!皆さんはこれから社会に出るわけですから、企業も社会人目線で評価をしますが、ここでとにかく押さえたいのは「清潔感がある」ということ。

身だしなみの最低限のポイントを確認していきます。

・髪型

表情が相手に見えやすくなると、「清潔感があるな」と印象付けることになります。
目が隠れないように、前髪は切る、上げる、分けて留めるようにします。短髪の場合は襟足を短めに、長髪なら髪の毛を結んで、すっきりとした印象を出しましょう。

・衣類

着るものにシワや汚れがあると「だらしないなあ」という印象を与えてしまいます。
スーツにシワや汚れがないか、靴に汚れがなく磨かれているかを確認し、お手入れをしておきましょう。シャツやブラウスの首元は汚れやすいのでしっかりと汚れを落とし洗うようにしましょう。アイロンを前日にかけておくのも必須です。

・ふけ

ふけは不潔な印象があり、相手に不快感を与える原因になり得ます。
リクルートスーツは、黒やグレーなど色の濃いものが主ですが、白いふけは案外目立つものです。しっかり洗髪するほか、出かける前にジャケットのふけを払っておくことを忘れずに。

・口臭、鼻毛、ひげ

マスクで隠れる場所ですが、鼻や口元のケアも抜かりなく。
もし、口臭が気になってしまうと、相手に不快感を与える原因になります。歯磨きやマウスウォッシュでこまめにケアしましょう。
鼻毛が出ていると、周りの人が気になって集中できなくなる可能性もあるので、鼻毛カッターやはさみで手入れしましょう。
男性の方はひげ剃りも忘れずに。手入れされていないひげは不潔な印象を与えます。

②言葉づかい

聴覚情報の与える影響は38%。見た目に次いで影響の強い要素です。言葉づかいも最低限のマナーの1つ。場面に合った言葉づかいを心がけていきましょう。

・いきなりタメ口になっていないか

グループディスカッションでは、同年代の就活生と議論を行なうため、ついフランクな話し方(タメ口)になりがちです。

ですが、社会人なら初対面の相手には敬語で話すのが基本。議論が進んで信頼関係ができ始めると、自然とタメ口になることもあるでしょうが、最初からタメ口はNG。敬語(ですます調)で話すようにしましょう。

・基本は丁寧語(ですます調)
・一人称は「私」「僕」がベター

・方言がきつくないか

ある程度の方言であればマイナス評価になることはありません。ただし、その土地でしかわからない意味の方言はコミュニケーションが成り立たなくなる可能性がありますので、標準語に直すようにしましょう。

また、あまりにも訛りが大きいようであれば、可能な範囲で標準語に寄せられるとベター。テレビやラジオを視聴する、アクセント辞典を使うなどで練習できます。

・口調の癖が出すぎていないか

「えっとー、」「たぶん」「なんか」「あー」「んー」など、ついつい出てしまう癖はありませんか?
話す側はそこまで気にならないようでも、相手は気になるかもしれません。まずは自分に癖がないか確認し、日ごろから意識して直していきましょう。

緊張したり焦ったりすると余計に出やすくなりますから、グルディス中は落ち着いて発言することが重要です。

グループディスカッションが実際にどのような評価基準なのかを実際に使われている採点表を見せながら解説しています。こちらも併せてご覧ください!

→グループディスカッションの評価基準は?採点表を公開しながら解説!

2、グループディスカッション中のマナー

続いて、グループディスカッション中に注意したいポイントを確認します。

発言時間が長すぎないようにしよう

発言は「結論ファーストで端的に」が大原則。
グルディス選考は必ず制限時間がありますから、自分だけ長々と話してしまうと、他のメンバーが発言できなくなります。

結果、「協調性がない」という印象に繋がってしまいます。

話すボリュームとスピード

グループ全体に声が聞こえるようにはきはきと話し、話す速度は意図的にゆっくりと話しましょう。

発言内容が聞き取れないと議論がうまく進まず、雰囲気が悪くなったり、余計な時間がかかったります。結果、時間内に議論が終わらなかった!ということになりかねません。

相手の意見を押さえつける言い方や遮る行為はNG

お互いの意見を尊重し、全員で納得しながら議論を進めなければいけません。自分の意見ばかり主張して、相手の意見を否定したり発言を遮ったりするような行為はNG。

議論が滞るだけでなく、「協調性がない」という評価になってしまいます。

議論中の癖に注意しましょう(貧乏ゆすりや足を組む姿勢)

議論が白熱すると、ついいつもの癖が出てしまうこともありますが、なんとなくグループの雰囲気が悪くなり、議論が滞り、評価が下がる…ということも。

たとえば貧乏ゆすりは「落ち着きがない、集中力がない」という印象になりますし、足や腕を組むと尊大な印象を与えます。

日頃から意識して癖が出ないように心がけ、議論中は落ち着いて冷静さを保ちましょう。

個人的な感情は持ち込まないようにしましょう

あくまでも「ディスカッション」なので、グループ全員で合意形成しながら議論を進める、ということが大原則。感情的になった時点でアウトです。

相手の意見を尊重しつつ、自分の意見も主張して、全員で納得しながら結論を導きましょう。

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3、グループディスカッション終了後のマナー

グループディスカッションが終わると、つい安心して気が緩んでしまいますが、建物を出るまで選考と考えましょう。

終わったら感謝を述べる

共に議論したグループのメンバーと人事の方に感謝を述べましょう。メンバーのおかげでディスカッションができたこと、人事の方が選考を評価してくださったことへのお礼の気持ちを忘れずに。

席を入れる

椅子をは出したままにせず机の下に片付けましょう。「きちんとしている」という評価にもつながります。また、椅子が出たままだと、人の出入りの妨げになる場合もあります。

ホワイトボードをきれいにする

自分たちが使ったホワイトボードは、元の状態(白紙)に戻しておきましょう。こちらも「きちんとしている」という評価につながります。

4、グループディスカッションがオンラインの際のマナー

コロナ禍でオンラインでのグループディスカッション選考は各段に増えました。
表情や身振りなどはいつもより意識して心がけましょう。

画面越しのコミュニケーションなので、対面で行なうより伝わりにくいことも多くなります。
オンラインだからこそ発生するポイントを以下で確認していきます。

喋らない時はミュート

雑音が聞こえると、発言者の妨げになることがあります。
自分が発言しないときは、可能な限りミュートにするよう意識しましょう。

発言の際はマイク音にするのを忘れずに。
但し、マイクの操作に集中してしまい、発言できなくなると本末転倒。そもそも雑音が発生しないよう、静かな部屋を使うことも必須です。

相手の発言を被せない

相手が話している途中に発言を被せてしまうと、議論の妨げになります。
議論に集中して、しっかり相手の意見に耳を傾け、相手が話し終えた後に発言しましょう。

逆光

逆光だと表情が見えにくくなります。意見を伝えにくくなったり、相手に恐怖感を与えたりする可能性も。ライトの位置やカーテンの開閉をしっかり確認しましょう。

カメラを見る

目線は画面ではなくカメラのレンズに合わせましょう。
パソコンやスマートフォンの画面は、カメラよりも下にありますから、画面を見ていると視線がずれてしまいます。

カメラのレンズに目線を合わせることで、目を合わせて議論することができます。

通信環境を整える

回線の速度が遅かったり、接続が切れてしまったりするのは絶対にNG!必ずあらかじめ通信環境を整えておきましょう。

通信環境が悪いと、映像が止まったり、音声が途切れたりします。自分の発言が相手に聞こえなかったり、相手の発言を聞き取れなかったりするわけです。ディスカッションの途中で接続が切れてしまい、途中退出になってしまうことも…。

まとめ

グループディスカッション選考は、発言量やその内容の質も重要ですが、メンバー全員で合意形成しながら議論を進めるのが原則。

充実したディスカッションを行なうには円滑なコミュニケーションが必須です。本記事で紹介したのは最低限のポイントですが、これらを押さえるだけで印象はグッと良くなります。ぜひ意識してみてくださいね。

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監修者
清水達也

DEiBA Company創業者

経歴
・リクルートキャリア代表取締役
・ベネッセホールディングス顧問就任
・DEiBA Companyを設立
・グループディスカッション型就活イベントを年間50回以上開催

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