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グループディスカッション前日に対策できるものは何?チェックリストを公開!

目次

明日はいよいよグループディスカッション選考本番!

いくら練習しても、「初めての本番」という人は、緊張しますよね。

なので今回はグループディスカッションの最終チェックということで、前日のグルディスチェックリストを紹介していこうと思います。

グループディスカッションの流れを見直そう

グループディスカッション選考は、グループ全員で各々の役割を果たし、より良い議論をして、全員で合意形成した結論を導く必要があります。

緊張したり焦ったりするのは厳禁!落ち着いて議論できるよう、開始から終了までの流れを確認しておきましょう。

自己紹介、アイスブレイク

自己紹介やアイスブレイクは、メンバー同士の距離を縮めて、これから行う議論を円滑に進めることが目的です。

氏名、学校名、自分ならではの一言(意気込みなど)は用意できていますか?簡潔かつ端的に話せるようにご用意くださいね。

役割決め

役割は、基本的には自分の得意分野が活かせるものを選びましょう。

役割が割り当てられなかったからと言って、選考に落ちるとは限りません。逆も然りです。

グループ全員で各々の役割を果たし、より良い議論を進めることを意識しましょう。

→グループディスカッションの役割の決め方を紹介

時間決め

議論の時間配分を設定します。

大枠は以下の流れとなります。
前提確認→プロセスの設計→議論→議論のまとめ

以降、次の問題を例として説明していきます。

例題:サラリーマンの英語力を向上させるにはどうすれば良いか検討してください。

この問題は「課題解決型」というタイプ。問題に対する解決策を考える問題です。

→正しい時間配分の方法を紹介します

前提と目標の確認

前提とは、議論を成立させるために必要な要素のこと。
目標とはどのような結論になればよいかということです。

例題の場合、
・前提は「サラリーマン」をもう少し具体的に定義します。
例:25歳、男性、英検3級

・目標は「期間と目標」。どのくらいの期間で、どのくらいのレベルを目指すか、ということです。
例:半年間で英検2級を目指す

プロセス設計

結論(ゴール)に向けて、どのように議論を進めるか、進め方=プロセスを設計します。

例題は課題解決型というパターンですから、問題点を特定してから、具体的な策を講じていくという流れになります。

①問題の明確化と原因特定

②解決策の検討

議論(アイデア出し&まとめ)

設計したプロセスに沿って具体的に議論を進めます。

ところで、ディスカッションの大前提は、「全員で合意形成しながら結論を導く」ということ。つまり、グループ全員が納得していなければ、結論として不十分です。

全員が納得するためには、論理的な説明で理解を得てもらうことが不可欠です。

発言の際は以下を意識しましょう。

・結論から話す

・その意見に至った理由を説明する

・具体的な例を挙げる(抽象的だと伝わりにくい)

それでは例題を見ていきます。

①問題の明確化と原因特定

「なぜ、サラリーマンの英語力が向上しないのか」を考えます。

英語力が向上しないのはなぜか?

→英語の勉強ができないから

より具体的な問題点を見つけるために、「Reason behind Reason」の考え方で分割していきます。

英語の勉強ができないのはなぜか?

A)勉強時間がとれないから

→(A1)平日は仕事と通勤で1日の大半を費やすから、(A2)休日はプライベートの用事で忙しいから

B)やり方が分からないから

→(B1)教材が高額で買えないから、(B2)どの教材を選べばよいか分からないから

C)やる気が出ないから

→(C1)個人の意思が弱いから、(C2)周りに勉強しにくい雰囲気があるから

次は、これら6つの問題点に対しての解決策を考えます。

②解決策の検討

(A1)平日は仕事と通勤で1日の大半を費やすから→通勤や休憩の時間を活用して学習する

(A2)休日はプライベートの用事で忙しいから→朝2時間早く起きて勉強の時間を作る


(B1)教材が高額で買えないから→古本を探す、スマホアプリを探す

(B2)どの教材を選べばよいか分からないから→英検2級以上の友人に相談する


(C1)個人の意思が弱いから→友人や同僚に頼んで、サボっているときは叱ってもらうようにする

(C2)周りに勉強しにくい雰囲気があるから→英検2級以上の人としか付き合わないことに決める

より現実的で低リスク・高リターンの策を出せるよう、チームで協力してくださいね。

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出題テーマを見直す

頻出パターン毎の解法は確認できていますか?

どんな問題が出題されるか、受験企業またはその業界の過去問もチェックしておきましょう。

1)抽象型

抽象的なものや不明瞭なものを具体的な言葉で定義するタイプの問題です。

どういうものを目指すか、考え方の判断軸を設定してから、アイデアを発散させ、結論にまとめていきます。

例:「幸せなキャリア」とは何か検討してください。(「幸せなキャリア」という抽象的なものについて、具体的な言葉にする)

→抽象型の他の例題を見る

2)選択型

複数の選択肢からふさわしい回答を絞り込む問題です。

比較検討するための基準を設定し、その基準を軸として選択肢を評価して、ふさわしいものを選択します。

例:新婚旅行先としてふさわしいのは、北海道と沖縄のどちらが良いか、検討してください。(北海道と沖縄、どちらか選ぶ)
→選択型の他の例題を見る

3)課題解決型

課題を解決するための策を考える問題です。

現状分析を行い、どのような問題が起きているか明確にして、その問題の原因がどこにあるかを特定した後、解決策を検討します。

例:ハンバーガーショップの売上を上げるにはどうすれば良いか、検討してください。(売上が上がらないという課題に対して解決策を考える)

→課題解決型の他の例題を見る

役割を見直す

グルディスでは各々が自分の役割をしっかり果たし、全員で合意形成しながら結論を導くことが重要です。

主要な役割は以下で、兼務することもあります。また、議論が滞った場合には、思い切って交代するのも手です。

ファシリテーター

議論の進行役。

他のメンバーの意見を引き出しつつ、結論に向けて議論を導いていきます。議論において不可欠かつ人事からの注目度も高い最重要ポジションです。

議論の良し悪しはファシリテーターの力量にかかっているとも言えます。全体の流れを把握する能力や、思わぬ意見が出た際など臨機応変に対応するスキルが求められます。

→ファシリテータのコツをもっと詳しく見る

書記

議論の記録役

議論をすばやく理解し、要旨を構造的にまとめる論理的思考力が求められます。抜け漏れなく記録する速記やタイピングのスキルも必要です。

→書記のコツをもっと詳しく見る

タイムキーパー

時間の管理役

単に「〇分経過」「残り〇分」と読み上げるのではなく、議論全体の進捗を把握しながら時間配分を変更する、臨機応変な対応力が必要です。

→タイムキーパーのコツをもっと詳しく見る

発表者

ただ書記の記録を読み上げるだけでは不十分。自分なりに要旨をまとめ、抑揚をつけながら話す必要があります。

→発表者のコツをもっと詳しく見る

役割なし

役割が割り当てられなかった人は、積極的に発言して議論に貢献しましょう。

基本的には、各々の役割で力を発揮できればOKですが、「クラッシャー」にはならないように注意が必要です。

自分の意見ばかり主張したり、他のメンバーの発言を遮ったり、逆にまったく口を開かず黙っていたりするのは厳禁。議論の流れを把握しながら発言する必要があります。

グループディスカッション直前のチェックポイント

選考当日、まもなく本番・・・。前日に見直したことを思い出しつつ、リラックスして臨みましょう。

1、始める前にメンバーを仲良くしておく

議論を円滑に進めるために関係構築しておきましょう。

グルディス選考が始まってから自己紹介やアイスブレイクの時間が設けられることもあれば、選考開始前の待ち時間に済ませておく場合もあります。

2、議論しやすくする

自己紹介やアイスブレイクでお互いの緊張をほぐし、存分な議論ができるようにしましょう。

クラッシャーをチェックする

クラッシャーとは議論を崩壊させる存在のこと。

議論が始まる前に「この人は注意したほうがいいかも?」と用心しておきたいところです。

たとえば、自己紹介やアイスブレイクの段階で、以下のポイントをチェックできます。

・自分の意見ばかり主張する(他メンバーより発言量が多い)

・他のメンバーの発言をさえぎる

・まったく口を開かない(声が小さい、発言量が少ない)

3、姿勢に注意する

「今、議論に集中しています!」という姿勢を保ってください。

具体的には、気持ち前のめりに座る(メンバーとの距離が近くなる)、メンバーの目を見るようにする、等です。

頬杖をついたり、腕や足を組んだり、目を閉じたりするのは、集中力がないように見えるのでNGです。

4、序盤で発言する

あとあと挽回するのは大変なので、早めに議論の流れに乗るようにしたいところ。

序盤で発言すると、グループ内で存在感が出て、その後発言しやすくなります。冒頭で「これだけは言う!」というセリフを用意しておくと良いでしょう。

例)「まず定義づけをしましょう」「原因の深掘りをしましょう」「基準を決めましょう」

5、話し方をチェックする

グルディス選考には時間制限があります。一秒も無駄にはできません。簡潔かつ端的に発言するように意識しましょう。

ビジネスの場では結論ファーストが基本ですから、

①意見

②その理由

③理由の補足

この順序を意識してみてください。

例)「①私は、サラリーマンが英語を勉強できない原因の1つは、平日は仕事と通勤で1日の大半を費やしてしまうことだと思います。

②学生とは違い、8時間も仕事をするわけですから、学生と比べて勉強に使える時間・気持ちの余裕が少ないと考えるからです。

③実際に、私の兄は社会人5年目ですが、仕事に慣れるまでは家に帰るとヘトヘトで、資格試験などを受験する気力がなかったと言っていました。」

6、聴き方をチェックする

発言する際はもちろん、聞くときの姿勢も含めて見られています。

うなずく、相槌をうつなど、「聞いている」感じを見せられるように意識しましょう。

7、反対意見を言う場合は注意する

グルディス選考は議論ですから、もちろん反対意見が出てくる場合もあります。
反対意見が出た場合、決して衝突やケンカはしないこと。あくまで相手の意見を尊重しつつ、自分の意見を述べてください。

例)「私はAさんとは違う意見です。Aさんの〇〇という意見はなるほどと思いましたが、私の場合は✕✕のほうが馴染み深いからです」

まとめ

「パターンを覚えて、実践を積む」という対策を重ねてきた人であれば、グルディス直前に緊張する必要はありません。今までの成果を存分に出し切ってください!

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監修者
代表取締役志村の写真
志村 友樹

DEiBA Company代表取締役

早稲田大学文化構想学部卒業。新卒で大手損害保険会社に入社。創業社長の清水との出会いをきっかけに、2016年にDEiBA Companyに入社。2024年4月より創業社長の清水の後任として、代表取締役に就任。

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