グループディスカッション対策といえばDEiBA

グループディスカッションのコツは?必勝法や極秘ノウハウを紹介します!

目次

選考を受けていく中で一つの壁としてグループディスカッションが立ち塞がります。

グループディスカッションは面接やESと違い、テクニックやノウハウがあまり出回っていないため、そこまでグルディスに詳しいという方は少ないのが現状です。

そこで合計7万人以上の学生にグルディスイベントに参加いただいた弊社が、グループディスカッションのコツや必勝法などのノウハウを紹介していきたいと思います。

グループディスカッション通過のコツは?

まずは発言を積極的にして、評価者から加点を多くもらい、減点を最小限に抑えるもしくはなくすことです。まずは加点されるポイントを理解しましょう。

 加点ポイントはどこでされる?

グループディスカッションにおける加点要素は能力評価と印象(全体評価)に分かれる。面接において評価が能力と印象に左右されるのと同じです。

能力

能力の評価要素としては、統率力(リーダーシップ)、協調性、論理性、発信力が中心になるといわれています。グループディスカッション型イベントを展開しているDEiBA Companyでも評価項目として使用しています。

 
統率力

統率力とはリーダーシップのことを指しています。グループディスカッションにおけるリーダーシップは、単に議論をリードするだけではありません。

リーダーシップとは以下の行為をすることです。

・目標達成のための方向性を示す

・目標達成に向けたメンバーのモチベーションを維持、もしくは高める

・目標達成を実現するにあたって問題となる部分を解消する

多くの学生が司会をすることだと誤解しています。統率力は優秀なファシリテーターに要求されることだと認識することが重要です。

そしてどうしても役割をすることが重要だと思う学生が多いですが、役割を自薦、もしくは他薦で実施してもうまく出来なければ、統率力があるとはみなされません。役割が無くても、方向性を示す、モチベーションをアップさせる、問題点を解消する為に動けばその行為が評価されます。

 
協調性

協調性に関しても多くの学生が、相手の意見に同調することだと誤解しています。

本来、協調性は、性格や意見などが異なる人たちと譲り合いながら調和できることや、意見が対立するした場合に調整しつつ問題を解決する力を協調性と呼びます。実際の仕事場面において、意見や立場が異なる利害関係者と適切な関係を構築して協力しながら進める必要があるので重要な能力とみなされています。

協調性は意見が対立した時や、膠着したときに流れを取り戻す力が最も評価されます。

そして、場を明るく保って協力できる雰囲気づくりも重要な要素です。現在のグループディスカッションにおいては意見が対立する場面は少ないのでこの能力の方が重要かもしれません。

 
論理性

論理性とは、物事を体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てる思考法を指します。

グループディスカッションにおいては、特に課題解決型の問題においてはこの能力が必須となります。論理的考え方が出来ているかどうかを判断する際は、場当たりではなく手順を決めて考えて行く癖がついているかが一つの判断基準になります。

グループディスカッションの導入時は、議論の進め方の設定、前提のおき方などにその要素が現れます。

そして発言時には、結論と理由の間の関係性です。もちろん、結論しか言わない場合は、論理歴志向が弱いと認識されてしまいます。

結論と理由の関係性を補強するには基本的な考え方として、演繹法(えんえき)と帰納法的(きのう)的考えをマスターしておくべきでしょう。

更に課題解決型の問題を論理的に考えるにはロジックツリーを活用して、もれなくダブりなく事象を整理する癖も必要です。

まずは、意見に理由を添える。

そして意見と理由に論理的つながりがある。そして理由の補足が納得できる事例であるというところが重要でしょう。

 
発信力

発信力はまさにコミュニケーション力の中の自分の考えを相手に正しく伝える能力です。グループディスカッションは初めてのメンバーで実施しますから、あなたの性格や言い回しを理解してないメンバーと実施します。

そのため自分の考えを分かり易く、伝える必要があります。

分かり易く伝える為には結論+理由+理由の補足という構文を正しく理解して使いこなす必要があります。

これは日常から1分間スピーチなどで訓練しておく必要があります。そしてたとえ話にうまくなることです。意見は理由の補足が体験談でされると相手が理解しやすい傾向があります。

体験談を活用するには体験が多いことがまずは重要です。そしていつでも自分の体験を取り出せることがさらに重要です。

人は視覚情報が思い出すトリガーになりますから、映像や画像を頼りに過去のことを主だし感情とともにインプットし直しましょう。

感情があなたが情報を取り出す上で重要な糸口になります。そして発信力を鍛えるのは話す練習を繰り返すことです。何度も声に出して話をすることで上達します。

印象

次に印象についてお話します。

印象はまずは外的要素から受けます。これは表情やしゃべり方、そして衣装のセンスや清潔感などです。まずはこの外的要素をしっかりして好感を持たれましょう。特にコロナ禍においては表情が伝わりにくいですから口角を上げることを意識して目力を意識しましょう。

そして、姿勢も重要です。猫背にならないのは当然ですが、話をしている人に体ごと向いて聞くという姿勢なども重要な要素です。

グループディスカッションに真剣に取り組んでいるという姿勢と相手の意見をきちんと聞いているということが基本にあります。そのうえで評価者はどのような点を意識しているかをお話しします。

 
風土や人にマッチングするか?

企業が採用するにあたっては、自社の風土との相性の良さはとても重要だと思っています。

学生のグルディスのおける振る舞いの仕方、そして発言するバックボーンにある価値観との合致性を見ています。どんなに4要素の能力が高く評価されても自社との相性が悪いと判断されると落とされることがあります。

 
一緒に働きたいか

 その中でも現場の社員が観察者になった場合は、一緒に働きたいタイプであるかという視点で観察します。一緒に働きたくないタイプは以下のようなタイプです。

・自分に甘く他人に厳しい人

・人によって態度が変わる人

・時間にルーズな人

・自分の意見を曲げられない人

・空気が読めない人

・笑顔がない人

・コミュニケーションが取れない人

・不潔な人

そして一緒に働きたい人は以下のタイプです。

・礼儀正しく謙虚な人

・誠実である人

・話しかけやすい人

・コミュニケーションが上手な人

・身だしなみがしっかりしている人

・仕事が出来る人

・相手を尊重できる人

・はっきり伝えられる人

・役割意識が高い人

ここに上げた要素は色々な企業の共通の要素です。企業の社風によって大切にすることが異なりますから、色々な社員に合って相手が求めるものを理解しておくといいですね。

グループディスカッションが実際にどのような評価基準なのかを実際に使われている採点表を見せながら解説しています。

→グループディスカッションの評価基準は?採点表を公開しながら解説!

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減点ポイントってどこでされる?

それでは次に減点ポイントを理解しましょう。

でしゃばりすぎる

グループディスカッションは、協力作業です。1人だけ出しゃばって周りの発言機会を奪ったり、全体の雰囲気を悪くすることは最悪の行為です。出しゃばることには注意しましょう。

暗い

良いチームは全体が明るく、和気藹々としています。そのほうが活発に意見が出て盛り上がるのです。暗い人がいると周りに伝線していきます。負のオーラは強いのです。暗くして負のオーラを発散させないでください。

喋らない

グループディスカッションにおいて発言しないと参加しているとはみなされません。発言しないと他の評価要素をチェックすることすらできませんから、発言を意識しましょう。

いい意見が出ないからと躊躇すると全く発言が出来ないまま終わってしまいます。

グルディスの最初の部分で発言をしてなれることが重要です。引っ込み思案の方は一番最初に発言をすることを心がけるのも一つの解決策です。

発言の質が低い

発言をしても内容がない話なら井戸端会議と変わりません。発言する際は、結論+理由+理由の補足という構文で話すことが重要です。結論だけでは論外です。

理由が納得性の低いのも質が低い発言と認識されます。

発言の質を上げるのは以下のステップで訓練しましょう。

①発言に理由を付け足す

②発言に理由、そして理由の補足を知識で実施

③発言に理由、そして理由の補足を体験談で実施

体験談で理由を補足できるようになれば発言の質が飛躍的にアップします。

知識をつけるにはまずは毎日ニュースをチェックすることから始めるのが有効的です。そしてニュースの中で知らないことが出たらさらに調べることをすれば知識はどんどん増えていきます。

次に体験談を語れるようにするには、体験を増やすことがまずは重要です。しかし、体験をしても記憶に残っていないと意味はありませんし、必要な時に取り出せるようにすることが重要です。

そのためには一度過去の体験の棚卸作業が必要です。記憶は映像によって呼び起こされ易くなります。

写真や映像を頼りに詳細を思い出し、再度、その時の感情とともにインプットをし直しましょう。感情とは、悲しい、楽しい、嬉しいというタグをつけておくことで取り出しやすくできます。

この知識と体験談を取り出すことで自信がついて発言できるようになります。

状況が分かってない

今している議論が分からなくなってしまう学生がいます。すると頓珍漢な内容や、既に議論が終わり決着ついたことを蒸し返すことも起きます。

状況がわからないということは議論を妨げる行為です。

状況が分からなくなる時は、議論に集中できていない時です。自分が次にどんな意見を言うかと考えていると議論の流れを見失います。

きちんと議論の流れについていき、分かりにくくなったら、確認をするという行為も重要です。

議論を無駄に遮る

議論が進んでいるところをさえぎって他の話題を提示したり、相手の話の途中で遮る人がいます。この行為も議論を妨げる行為と認識されます。

話が長い人の場合はどうしても途中で止めようとするためにこのような事が起きる場合もあります。その際は。周りの人や観察者にさえぎっていると感じさせないように話に入ることが重要です。これは大繩の縄跳びに入るときのテクニックを使います。

大繩の縄跳びにはいる時は、流れを意識して早めに入りますよね。あれと同じ原理です。

話についていきながら同意をしながら自分の意見を話すのです。「なるほど、。そうだね。でも○○すると更に○○」というように入るのです。

このように、相手の意見を妨げないで入るコツを学び、実際の場面でも使ってみましょう。

面接はマナーを気にするのに、グループディスカッションではマナーを全く意識している人がいません。

そこでグループディスカッションでのマナーを紹介しているのであわせてご覧ください。

→グループディスカッションのマナーとは?

グループディスカッションの基本的なコツ

ここからは、基本的なコツ、いわゆる加点要素を具体的に紹介していこうと思います。

この加点要素を意識してグループディスカッションに望みましょう。

笑顔

場の雰囲気を良くするのはまずは笑顔です。ミラーリング効果というのがあり、笑顔には笑顔で答える傾向があります。

あなたの笑顔が場を明るくします。

最初に発言する

グループディスカッションの始めは誰しもが緊張しています。最初の発言で緊張から解放されます。

大喜利でもトップバッターは良い答えではなく、潤滑剤の役割です。

最初に発言するのは勇気がいる行動ですが、実際にやってみるとそれほど大変ではありません。最初に意見を言うことで緊張がほぐれて次の意見がスムーズに出る効用もあります。

役割を担う

最初に役割を決めてスタートすることが多いです。その際、成り手がいないと無駄に時間を過ごしてしまいます。

自ら手を挙げて役割を実施して、スムーズに議論に入れるようにしましょう。またなりてがいないときに、自らやりますという行為は観察者から協調性のある態度と評価されます。

但し注意が必要なのは、その役割だけをしてしまい、発言を全くしなくなるケースです。例えば書記のような仕事は発言をまとめるのに一杯一杯になってしまって発言ができない人がいます。グルディスではまとめているという加点ポイントは少ないので、落とされる可能性が高くなります。

役割をしながらきちんと発言をすることを心がけてください。

積極的に発言する

グループディスカッションも途中で膠着状況になることがあります。その際の膠着状況を抜けるためにも積極的に発言することは重要です。

特に膠着状況を打開する発言は評価が極めて高いです。積極的に発言することとしゃべりすぎることは異なりますから発言の回数や頻度にばかりこだわらないで発言の質を重視しましょう。

グループの結論に貢献できる発言が最も評価されます。

発言に根拠を持たせる

発言は理由と理由の補足があってメンバーが理解してくれます。理由があなたの発言の根拠になります。

根拠がないと意見の意図がつかめません。これは一緒にグループディスカッションをしているメンバーだけで無く評価者も評価が出来ません。発言には根拠を持たせましょう。

発言の根拠は主に論理性を磨くことです。詳細は論理性のところに書きましたので、その部分を参照ください。

チームと共同して結論を出す

グループディスカッション選考は通常は早い段階で実施されるケースが多く、グループディスカッションの後に面接があるのが一般的な流れです。

最終選考でグループディスカッションを課す場合はメンバーの中の出の戦いですが、普通はメンバーは共同に答えを出すチームととらえるべきです。

そういう意味では、グルディスは学生同士の戦いじゃないということです。グループディスカッションの究極の目的は全員参加の合意形成です。この趣旨からすると上手く全員を巻き込んだ方が加点要素が多いのです。

グループディスカッションにおいては場が盛り上がり、活発なチームの場合は全員が高い評価がつきます。その一方で、あまり盛り上がっていないチームは全員の評価が低くなる傾向も見受けられます。

前者の全員で通過できるようなチームを目指すべきです。 

グループディスカッションの必勝法や極秘ノウハウ7選

グループディスカッションでの必勝法、極秘ノウハウを7個をお教えします。

前提で決めるものを先にまとめて提案する

「前提で○と○と○を決める必要があるので、決めませんか?」と提案しグループでの主導権を確保する。

そしてこの提案により、頭の回転の良さと優秀さをアピールできます。

初頭効果というものがあり、最初の印象が最後まで影響するので、ここで優秀さをアピールするとグルディスの通過率がぐんと上がります。

流れを先に提案する

次に重要な点は、グループディスカッションの流れを主導することです。

これは議論の順番を提示することです。

例えば、「若者の車離れを防ぐ方法を検討してください」という問題が出されたとします。その際に

①まず若者が車離れをした原因3つぐらい出す

②原因を解決する方法のアイデアを出す

③一番現実性があり、リスクやコスパがいいものを選ぶ

このように議論の順番を提示することです。これでグループの流れを決めることができますので、グループにとっても議論がスムーズになると同様に評価者から高い評価が得られます。

先程と同じように頭の良さや論理性、優秀さをアピール出来ます。議論の順番の提示は論理性と優秀さのアピールとしては序盤の大きな加点となります。

この行動はしっかりと提案できるとかなりの加点になりますが、間違った順番や論理性の欠如した順番を提案すると、採点者に減点されるだけでなく、その案が通った場合グループの結論がとても質の悪いものになってしまいます。不安であればやめておきましょう。

いやらしさなくあまり喋ってない人に振る

次のポイントは、議論を活発にすすませることと全員が参加できるようにまだあんまり参加できていない人に積極参加を促すことです。

こんな感じが良いでしょう。

「ここでいいアイデアが自分に浮かんでないんですけど、○○さん、ないですか?」

このように振ることで振られた人が発言しやすい環境を作ることができます。単に当てるという単純作業ではなく、心地よい振りを意識しましょう。

最近テクニックだけ覚えている人がいて、喋ってない人に振ればいいんだと知り、「Aさんこれについてどう思います」という加点ポイントを得るのがまる見えな人がいます。

そうではなく話を振る場合は、何を答えて欲しいか明らかな形でいやらしさを隠して質問することが重要です。

嬉しそうに褒める

人の意見に対して共感を示すことはとても重要です。いいアイデアが出た時に「それいいっすねー」と言う感じで嬉しそうに褒める。

この行為は共感性を高める上で重要な行為と言われています。折角の意見をスルーすることなく、意見をきちんと聞いているというサインとその意見に対する同意の意思を示しましょう。

もし、賛同できない場合も一旦褒めてから自分の考えを言うようにしましょう。

合意形成をする

グループディスカッションは最後にまとめるのではなく、途中で合意形成、今までの確認をすることが重要です。

例えば、「ここは○○と言う結論でいいですか?」「今までの意見を整理すると○○という感じですよね」みたいに途中で合意事項の確認をすることが重要です。

これで、参加メンバーがどこまで合意されたか理解できることになります。

こうすることにより、自分だけでなくチームメンバー全員の頭が整理されていいアイデアが出やすくなります。さらに正直採点者も頭が整理されていないことが多いです。

そんな時に綺麗にまとめて教えてくれると、採点者にはとても好印象を与えることができます。

ついていけてない人がいないか確認する

グループディスカッションは全体で合意形成をすることですから、途中でついていけなくなってしまった人を作ってはいけません。

そのためにも「ここまでで分からなかった部分とかないですかね?」と確認して、

少し理解が遅い人もここで拾う必要があります。この行為により、全員がまた同じスタートラインで次の議論に向かうことができます。

この行動は協調性と統率力をアピールできるので結構おすすめです。

着席場所や位置に注意

グループディスカッションを行う時はできるだけ、中心の位置に陣取るようにしましょう。

中心にいると発言がしやすくなりますし、みんなの顔が見やすいので臨機応変に対応しやすくなります。

始まる前に雑談して雰囲気を和らげておく

グループディスカッションは問題が出る前からすでに開始していると考えるべきです。

DEiBA Company主催のグループディスカッション型のイベントも最初にアイスブレイクを実施します。

アイスブレイクの重要な点は、お互いを知ることで親近感を持ち雰囲気を良くすることです。

当社のイベントでは、共通項を探すというテーマでアイスブレイクを実施しています。これは共通項が多いほど親近感が増すという特性を使っているのです。

そしてさらに重要なことは、この時間でお互いを観察して、性格の把握、グループディスカッションの経験、知識等を把握しておくことが重要です。

ファシリテーターをするのであればこの時に情報を得ることが必須です。

完結にわかりやすく発表する

企業によっては発表をさせるケースもあります。発表は1分程度が主流です。身近な時間で簡潔に結論、理由、進め方を整理して話す必要があります。

発表がある場合は事前に発表者を決めて実施することが多いです。発表者は自分で発表しないといけないからメモを取り話をようやくする必要があります。

発表は時間外に唯一加点を得れるポイント

発表者は時間外で加点をとれるので積極的にやることは重要です。

但し、注意が必要なのは、実際の議論はそのように進んでいないのに、発表だけが整理されてるケースが多いことです。

これは発表者のまとめる能力をうまく示したと言えますが、もっとグループディスカッションの時に議論の質を上げておくべきだったという点にもつながります。

発表だけをうまくすることにフォーカスしないで、良い結論を出す一因だという意識を強くもちましょう。

ちなみに下手すぎると減点される

素晴らしい発表は加点されますが、下手すぎると減点になります。

特に発表を聞いていて観察者として減点したくなるのは、発表時間を守れないことです。

だらだらと長い話をしてはいけません。次は話す順番が理解しづらい。

基本は結論、理由、理由の補足、議論の進み方という流れが基本です。この構造できちんと話すようにして下さい。

話を整理するのが苦手な学生さんはあえて発表役をしないほうがいいかもしれません。

時間を言い訳に使い、加点ポイントを拾う

グループディスカッションにおいて時間を厳守して進めることは重要です。単にあと何分かだけではなく、時間を意識して進め方を提示すると加点要素となります。

本来はファシリテーターの役割でもありますが、優秀で全部できるファシリテーターはいません。ファシリテーターのできない穴を埋める役割ですね。

例えば、

「そろそろ時間なので、まとめると」

時間をてこにまとめるという部分でバリューを発揮する手法です。

「時間もないので、今回は1に○○、2に○○と進めませんか?」

これも同様に、時間をてこに更に進め方まで提案しています。

このように、時間をうまく使って、まとめる+次の進め方を提示するというのは議論がスムーズに進むので優秀なファシリテーターの機能です。

ループディスカッションでタイムキーパーになった場合はこのようにバリューを発揮しましょう。

あえて逆の意見を持つ

議論をしているときに多様な意見が出ないで同調する傾向が強い場合は、

議論に厚みを持たせるためにあえて逆の意見を言うということは重要な役割で、加点要素になります。

一方の意見だけでは議論が盛り上がらないから、あえて、逆の意見「その場合に、自分はAの意見がいいと思うが、あえてこう考えてみると、Bの方が優れてませんか?」

と意見を言うことです。

このことでチームの議論が深くなるのであれば、意味のあった発言と言えます。

但し注意すべきは、色々な意見が出る呼び水にしたかったのが、自分で固執してしまうと何のための意見かわからなくなります。

議論を活性化させるという元的だった点をきちんと認識してその後も振舞うことが重要です。

このように意識して発言していると観察者が感じれば加点要素となりますし、チームにも良い影響を与えることができます。

グループディスカッションでどんな人が受かるにか気になりませんか?累計7万人の参加者の中で受かる人の特徴があることが気づいたので、合わせてご覧ください。

→グループディスカッションで受かる人の特徴は?

まとめ

今日はグループディスカッションの必勝法と極秘ノウハウを話しました。

加点される要素と減点される要素を正しく認識することが重要です。

そのためにもグループディスカッションの目的である、全員参加、合意形成の場ということを理解した上で進める。そして、基本の評価ポイントの

・統率力

・発信力

・協調性

・論理性

を発揮しましょう。そしてスムーズに進めることを阻害する要素を理解してきちんとした対応をしましょう。

備えあれば憂いなしです。

に尽きます。後は実践のみです。

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監修者
代表取締役志村の写真
志村 友樹

DEiBA Company代表取締役

早稲田大学文化構想学部卒業。新卒で大手損害保険会社に入社。創業社長の清水との出会いをきっかけに、2016年にDEiBA Companyに入社。2024年4月より創業社長の清水の後任として、代表取締役に就任。

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