就活生・山田さん
消費財メーカーを目指す大学3年生。グループディスカッション（GD）はあまり得意でなく、インターン選考で大苦戦。プロ講師のもとで特訓中！
就活プロ講師・清水さん
DEiBA Company代表取締役でYoutuber。元リクルート常務。
「DEiBA就活チャンネル」や就活対策セミナーでグループディスカッション（GD）を教えるプロ講師。
「学生を選考するのに当たってGDは有効か否か」という問題を考えます。
山田さんの解き方
1.診断
前提確認：企業の採用担当の目線で考える。
目標確認：GDが有効か否かを検討する。
2.検討プロセスの設計
①学生を評価する基準を設定する。
②GDで①の素養を見極めることができるかどうか考える。
3.検討
①学生を評価する基準とは？
企業は、選考を通じて、その学生が自社とマッチするか否かを判断している。
「自社とマッチする」というのが具体的にどういう状態か考える。
自社とマッチする
①考え方や雰囲気が合う→企業理念を理解し共感してくれている
②その会社で活躍できるだけの能力がある→求める人材の基準を満たしている
この2点を評価の基準とする。
②GDは有効か否か
①企業理念を理解し共感してくれている
②求める人材の基準を満たしている
いずれもGDでの発言や立ち居振る舞いを通じて推し量ることができると考える。
たとえば、その企業がチームワークを尊重している場合に、ひとりでGDを仕切って自分ばかり主張するようでは、その学生が「チームワークを重視している」とは評価できない。逆に、他のメンバーに意見を仰いだり、積極的に合意形成しようとしている学生は、チームワークを重視しているといえる。
したがって、「学生を選考するのにGDは有効である」という結論に至った。
プロ講師の解説
選択型＞二択の詳しい解説はこちら
※「週休三日制を取り入れることに賛成か反対か」という問題を使って解説しています。
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