関門の1つ、グループディスカッション選考。
SNSからはこんな声が聞こえてきます。
「途中でついて行けなくなって一言も発せなかった」
「自分の意見は発言できるけど、うまくまとめることができない」
つまり、グループディスカッションが苦手な人は決して少なくないということ。
もちろん、だから安心してOKというわけには行きません。本記事では、グループディスカッションについていけない人の対策について述べていきます。
グループディスカッションについていけない人の対処法3選
グループディスカッションについていきない人には3つの対策があると考えているので、紹介していきます。
慣れる
グルディスに苦手意識のある人は、そもそも経験不足ということがほとんど。
「まだやったことがない」、あるいは「2-3回しか経験がない」という人は、とにかく練習を積みましょう。
・インターン選考や早期選考にチャレンジする
・グルディス型の就活イベントに参加する
・有志の練習会に参加する
等々、練習の機会は様々。早い段階から場数を踏んで「慣れる」ことが重要です。
twitterやLINEオープンチャット等でも情報収集が可能です。「グルディス 対策」「GD 対策」などのワードで検索してみてくださいね。
パターンを覚える
実はグルディスはいくつかのパターンに分かれており、パターンごとの解法を身に着けてしまえば難易度はグッと下がります。
頻出3パターンの解法例をご紹介します。
0)全パターンに共通すること
まずは前提と目標を設定し、全員で目線合わせをしましょう。
前提とは議論を成立させるために必要な要素、目標とは目指すべき結論のことです。
1)抽象型
抽象的なものや不明瞭なものを具体的な言葉で定義するタイプの問題です。
どういうものを目指すか、考え方の判断軸を設定してから、アイデアを発散させ、結論にまとめていきます。
例:「幸せなキャリア」とは何か検討してください。(「幸せなキャリア」という抽象的なものについて、具体的な言葉にする)
2)選択型
複数の選択肢からふさわしい回答を絞り込む問題です。
比較検討するための基準を設定し、その基準を軸として選択肢を評価して、ふさわしいものを選択します。
例:新婚旅行先としてふさわしいのは、北海道と沖縄のどちらが良いか、検討してください。(北海道と沖縄、どちらか選ぶ)
3)課題解決型
課題を解決するための策を考える問題です。
現状分析を行い、どのような問題が起きているか明確にして、その問題の原因がどこにあるかを特定した後、解決策を検討します。
例:ハンバーガーショップの売上を上げるにはどうすれば良いか、検討してください。(売上が上がらないという課題に対して解決策を考える)
ただし、知識をつけただけでは不十分。実際の議論で使えなければ意味がありません。基本パターンを覚えたら、実践経験あるのみです。
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先回りして考えておく
グルディス選考では、積極性、論理性、協調性などの要素が議論を通じて評価されます。
もちろん積極的に発言しなければ元も子もありませんが、むやみに発言すれば良いというわけではありません。
どうしても発言量が増やせない…と悩んでいる人は、発言の「量」よりも「質」にこだわるというのも戦略の1つになります。
グルディスで重要なのは、グループ全員で各々の役割を果たし、より良い議論をして、全員で合意形成した結論を導くことです。
メンバーが納得するような、説得力の強い発言ができれば、議論がグッと進行するはず。
「質」の高い発言をするには、次のことを意識してみましょう。
・前提を聞きながらアイデアを先に考えておく
前提定義の段階で、「この前提なら、こういう意見を述べて、こういう具体例で説明してみよう」
と先回って考えておくと良いでしょう。
・意見を聞きながらまとめを考えておく
他メンバーの発言を聞きながら、要所要所でそれまでに出た意見を総括したり、最終的な結論にまとめてみるのも手です。
まだ経験不足で自信がない…という場合は、とりいそぎ以下を意識するだけでもOKです。
・考えなくていい部分だけ発言する
「まず前提を定義しましょう」「原因を深掘りしましょう」など、パターン化した中で議論の方向性を提示するのも1つ。
・決まったセリフを言う
上記から更に絞って、「まず前提を定義しましょう」、「次に議論の流れを設計しましょう」など、「これだけは発言する!」というものを決めておく。
まとめ
グルディスに苦手意識がある方、まずは練習あるのみ。解法パターンを覚えたら、どんどん実践経験を積みましょう。
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