
就活生・山田さん
消費財メーカーを目指す大学3年生。グループディスカッション(GD)はあまり得意でなく、インターン選考で大苦戦。プロ講師のもとで特訓中!

就活プロ講師・デアイバさん
DEiBA Company 学生マーケティング部所属。
就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。累計8万人が参加したGDイベント「デアイバ」の運営も担当する。
日本人の投資を増やすにはどうすれば良いか」という問題を解いていきます。
山田さんの解き方

山田さんの解き方
1. 【前提確認】
・投資を増やす=資産形成を目的として投資対象(NISA、投資信託、株式等)に資金を使う人を増やす
・日本人=20~50代の勤労世代
2. 【評価軸の選定】
① 効果の大きさ
どれだけ多くの人が投資を始めるか
② 実現可能性
実行のしやすさ
3. 【現状分析】
日本人が投資をしない理由を考える
①知識不足
・投資は難しいという印象
②リスクへの不安
・損をするイメージが強い
③やり方がわからない、後回しにしてしまっている
・講座開設等の準備の煩雑さ
4.【施策立案】
①金融に関する知識の向上
高校・大学で資産形成の授業を実施する。
②企業による積立制度の導入
企業の福利厚生の一環として給与からの天引きで積み立てできるようにする。
4. 【結論】
金融教育により投資に関する知識不足の解消と、積立制度の導入で実行ハードルを下げることで投資人口を増やせると考える。
プロ講師の解説

プロ講師の解説
1. 前提確認
前提決めてスタートできたのは良かったですね。
ただ、今回の問題に関しては『投資を増やす』を「人数」なのか「金額」なのか「その両方なのか」によっても議論が変わっていきます。
今回は人数で考えているかと思いますが、投資をするのはどの層か?という観点で考えて、「20~50代の勤労世代のうち、どの層を狙うのか」はもう少し絞っても良かったかなと思います。
2. 現状分析、施策立案、まとめ
「投資をしない=知識不足」という観点も間違いではないのですが、近年は投資に関する情報も世の中的にも増えていますので、もう少し現状分析の段階でボトルネックを見つけることができると良かったように思います。
「知ってはいるが、やらない人が多い」というのは、【行動経済学でいう「損失回避バイアス」のような心理的作用が行動の妨げになっているのでは?】のように分析を行い、解消のためのアプローチを考えるとより効果的な施策立案に繋げやすいです。

【総評】
今回は課題解決型のお題でした。
専門知識が無いと難しく感じる問題ではありますが、普段自分が使っているサブスクリプションサービスのような身近なものの応用として考える柔軟性も持てると良いですね。
例えば、「給与口座開設時に自動で積立投資を初期設定し、本人が解約を申し出ない限り継続する」のような施策です。
グループディスカッションは知識量を問う選考ではないので、どうアプローチするか、切り口を探せるようにしていきましょう。
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